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「ビリギャル」 〜親の期待と向き合うこと〜

ビリギャル見ました。受験生の時以来かな。

学年偏差値ビリのギャルが、慶應義塾大学に合格する話。

有村架純演じるさやかの頑張る姿に胸を打たれる映画ですね。


でも、僕はそれ以上に映画のサブストーリーである、お父さんと息子のストーリーに感じるものがありました。

プロ野球選手になるという夢を託され、幼い頃から手塩にかけて育てられた息子は高校に入って現実を知り、野球を辞めてしまいます。

純粋に野球を楽しむことから、いつしかお父さんに怒られないために、に変わっていって耐えられなくなった息子。

最終的にはお互いを理解し合い、映画の中では仲直りするのですが、親の期待という多くの家庭に存在する問題について改めて考えるきっかけになりました。


僕もその期待をかけられた一人でした。

慶應に合格する、総合商社にいく、この2つの期待を幼い頃から受けてましたが、どちらも難しそうです。

唯一、中学受験への期待には応えることが出来たのかな。


親というのは、自分の子供にああなって欲しいこうなって欲しい、と思うものなんでしょう。

多分、自分が親になってもある程度は思うと思います。

幸い僕の親はそこまで強烈に期待をかけてきた訳ではないですが、他所の過程を見ると度合いが強い家庭はやはり存在しています。


思うに、この親の期待に正解があるとするならば、どのような人間になって欲しいか、ここへの期待をするのが良いんじゃないかなと。

有名大学へ行く、大手企業へ行く、という目標ではなく、人を助ける人間になる、世の中の役に立つ人間になる。

この、最終どんな人間になって欲しいか、ここを伝えるのはすごく良いことなんじゃないかなと。

大学とか企業とかを限定されると、それに行けたかどうか、そこだけでしか見れませんが、どんな人間になるかは死ぬまで追うことが出来るというのもある。

僕がもし子供を持ったら、人に元気を与える人間になって欲しいかな〜とか思ったり。


大学受験を思い出して、なんだか懐かしい気分になりました。


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それではまた明日!

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