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司会未経験者がJTUG総会2023で「司会」に挑戦した話


はじめに

JTUG総会2023で初めて「司会」という役割に挑戦しました!
これは私にとって大きな一歩だったので記録に残したいと思います。

現在もあがり症克服中

私は極度のあがり症で、人前で発言するのが大の苦手でした。
今も絶賛克服中ですが、3年前にくらべるとかなり成長しました。

自分があがり症だという事を自覚したのは大学時代。
ゼミの発表を通して人前で話した時でした。
人には向き不向きがあるように、私は人前に立つ事や目立つ事が向いていないんだと然程気にしてはいなかったのですが
徐々に自分の中のマインドが変わり、向き合うきっかけに至りました。

マインドの変化

そのマインドとは
出来なくても困りはしない事でも、出来るようになれば自分の可能性がもっと広がる
という事です。

やる・やらないを選択したその直後には選択の価値が分からなくても
その数年後に恩恵を受ける事も多くあると思います。
実際に私は、過去の選択の恩恵を受けて現在仕事を貰ったりしてます。
「あの時、あの選択をしてよかった。あの勉強をしておいてよかった。」
そう思うからこそ、このマインドは自分の中でブレないものになっていきました。

(とは言え、やらない選択をした場合にはやるを選択した先の恩恵は知りえないので後悔もしないかもですが。)

やりたいと思ったきっかけ

きっかけは大きく二つ。
それは「憧れ」と「逃げ」でした。
今思うと、+と−の感情があったから挑戦できたと感じてます。

憧れ:活躍する沢山の女性スピーカー

今まで自分が見てきたITの世界では
男性がリードしていた印象がありました。
ですがTableauに出会って、
男性リードに負けないくらい女性もリード
していてとても驚きました。

女性の登壇者・司会・コミュニティなど
沢山の女性スピーカーに出会う機会がとても刺激でした。

このご時世で女性らしさ・男性らしさというワードを出すのはあまり良くないのかもしれませんが、
それでも女性ならではの和やかさやカッコ良さがあると思ってて、私は同性としてとても憧れました。

逃げ:仕事と違った役割が欲しかった

昨年の秋、少しの間ですがお仕事を休業してました。
人生初めての適応障害でした。
私が仕事の主力としている「データ分析・可視化」に対して自信喪失してしまい、当時思った事が二つ。

  1. データ分析・可視化以外の役割が欲しい

  2. 初めての挑戦をして、何らかしらの成功体験を自分に感じさせたい

自分の向き合ってきた仕事・業種について考えるのが辛くなったら
コミュニティでも、趣味でも、遊びでも何でも良いから
他に意識を向けられる事を見つけるって言うのは凄く大事だと思いました。(現在は既にお仕事再開し、データ分析・可視化を楽しんでやってます)

司会本番までに実行したこと

「ボイトレ」スクールに入会

闇雲に一人で練習するよりも、長年の知識や経験の元導いてくれる人が欲しかったので2023年11月にスクールを探し始めました。
「ビジネス ボイトレ」で調べました。
スクールの決め手は以下。

  • 自宅からの通いやすさ

  • 平日夜、土・日のレッスンがある

価格帯は、割とどこも大差なかったのであまり気にかけませんでした。
結果私は東京ボイストレーニングスクールに入会しました。

30分月6回コースに契約しました。
2回分のチケットを繋げて予約をとり、1時間のレッスンを月3回受けてました。
このスクールは曜日によって先生が変わるので、
いろんな先生の意見が聞けるのは結果的にはよかったです。
ですが人によっては固定の先生が欲しい場合もあると思うので、
その場合には通う曜日・時間を固定するか、とかですね。
カルテを通して先生同士は細かく生徒の状況を把握できるようにしてたので、カリキュラムの進行はスムーズでした。

体験レッスンもあるので、気になる方は是非受けてみてください!

ビジネスボイトレって何やるの?

以下二つを中心にレッスンを進めていきます。
①発声に関する基礎
②その人の目標・課題

①発声に関する基礎

  • 滑舌・発音・イントネーション

  • スピードコントロール

  • 腹式呼吸、胸式呼吸etc…

②その人の目標・課題

  • イベントの司会をやる(実際の台本の持参OK

  • 仕事でプレゼンや講演があるetc…(プレゼン資料・台本の持参OK

ちなみに現在私は
基礎を継続しながらスイミーの朗読をレッスンして貰ってます。
ビジネス目的で始めたボイトレですが、声を出す事が好きになり、趣味として楽しみができました。

3ヶ月通ってみた成果

格段にスピーチ技術が向上しました!
特に、私の一番の課題として上がっていたのは語尾が上がり易く強いことでした。
この点に関して、今では語尾のコントロールが出来るようになりました。

ちなみに語尾の上げ下げで相手に与える印象は以下のように変わります。

  • 語尾が上がると幼い印象を与える、聞き続けてると聞き手は内容よりも語尾に意識がいきがち

  • 語尾が下がると音声の収まりがよくなり、聞き手にストレスを与えない

調べると心理学的な情報も沢山出てくるので興味がある方は是非調べてみてください。

レッスンの中では、
実技を録音→聴く→指摘をもらうというのを繰り返すので、
ポイントポイントで改善しやすく
客観的に自分の音声を聞く事で良いとところ・悪いところの意識がし易かったです。

さいごに

今回私はJTUGサポーターズに参加した事で、
データアナリストとして働く上では挑戦する機会のない「司会」を経験する事ができました!

ボイトレの先生に「前を向けー!」と言われた甲斐あってしっかり客席見れた!
観世能楽堂すばらしい会場でした・・・!
一緒に司会を務めたまっすーのりぴー最高にらぶです!

記念すべき10周年の舞台に立てて光栄でしたし、
お客様・登壇者の皆様・スタッフみんなで作り上げるJTUG総会が最高に楽しかったです!!
今後も機会があれば司会に挑戦していきたいです。
そして、出来る準備は100%やって本番に望みましたが、緊張や焦りで100%出しきれず悔しい気持ちがあるのも事実です。
ただしこの悔しさは、挑戦したからこそ味わえる感情なので、誇りに思ってます!!

JTUGサポーターズには
イベント・スポンサー・マーケティング・データ分析チームなど様々なチームが存在していますが、チームの専門的な知識がなくても挑戦する事が可能です。

仕事では関わる事のない領域に挑戦出来る場ですし、
挑戦したい気持ちがある人の背中を押してくれる仲間が沢山居る場所です。
興味がある方はJUTGサポーターズ説明会をチェックしてみてください。


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