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KOKAJI Challenge~トレラン大会スポンサー編

株式会社小鍛冶組。札幌の”とび・土工”の専門工事業者、主に建築の基礎・躯体工事の中の土工事・コンクリート工事、仮設工事の施工業者です。そんな小鍛冶組の様々取組をご紹介。第1回目の今回はトレイルランニング大会スポンサーを始めた時の話をさせていただきます。

SAPPORO★テイネトレイルとの出会い

私はランニングが趣味でして、2018年2、3月頃だったでしょうか?色々ありまして、6月の大会を探していました。そこに飛び込んできたのが、SAPPORO★テイネトレイル。当時、マラソンだけでなくトレイルランニング(以下、「トレラン」と言います。)も取り組んでいきたいと思っていたので即申込をしました。

申込後に考えたこと

この大会の特徴は、札幌という200万人都市で、中心部から40分程度のアクセス。こんな好立地の条件でできる大会は、日本全国探しても他にないのでは?札幌という街を強烈にアピールできるポイントではないか?

それに、札幌は、都市と自然とが共存している稀な都市。夏はカラッと涼しく、冬は寒いが積雪により、ウインタースポーツが楽しめる。食も最高。生活していてこんなに楽しく・豊かな場所はない。広島生まれ。新潟、栃木、東京育ちの私が言うのだから間違いない(笑)

そんなことを考えながら、札幌の良さをアピールできるイベントの一つですし、この大会には、いつまでも続けて行って欲しいと、心の底から思いました。

トレラン大会運営の現状

一方で、トレラン大会は、マラソンのようにメジャーなスポーツではありません。大きなマラソン大会では1万を超える人数が集まりますが、トレラン大会では多くても2500人程度。普通の大会では数百人。

コースも登山道などを使用するため、大人数では危険が伴います。そのため、集められる人数も限界があります。

また、コース整備や安全管理などに多くの時間を費やさなくてはいけません。大会の数か月前から運営・ボランティアが山に入り、草を刈ったり、丸太を切ったりしますし、危険なところがあれば、そこを補修したりします。

大会当日も地元の方々、山岳会といたボランティアの力を借りて、コース誘導やエイドの設営がされます。地元の負担は大きなものです。

だから、何かできないものかと考えていました。そんな中、大会ホームページを見ると「協賛会社 募集中!」の文字が目に飛び込んできました。

大会協賛へ

私は、翌日、すぐに大会事務局の連絡先に電話しました。

たまたま、大会運営会社のフィールズの代表が札幌に来られるということで当社に訪問いただきました。そこで、今後の運営計画や北海道のトレラン人口を増やしていきたいという想いなどを伺い、さらに、応援したいと思いました。

その時に、協賛の案内を頂戴し、私の想いを社長に伝えました。

うまく伝わったみたいで、社長からは、OKをもらいました(^^)

当社が協賛した理由

当社の場合、お客様はゼネコン各社様。大会協賛をしたから何か商品を宣伝できるわけでもない。売上が伸びるわけでもない。

そして、当社の仕事は基礎・躯体工事(*)。建物が出来上がると、まったく見ることができない部分。実際に利用している方々は、我々が関与していることは微塵も知らないし、そのようなことは気にもしていないと思います。だから、当社が広告宣伝をする理由は?そこに費用をかける理由は?と考えると、躊躇してしまいます。

(*)当社の仕事は基礎・躯体工事。利用者には見えない工事を担当しています。それでも、その仕事に誇りをもって、縁の下の力持ちとして、一つとして同じ仕事はない建築工事に携わっていることを表して『見えないところの「建」役者』とホームページで表現させていただいています。

では、何故、協賛したのか?

それは、私たちが仕事をできているのは、ここまで札幌において多くの建築物(工場、ホテル、マンション、学校など)が建設されてきた、また、建設されているからです。つまり、札幌の街が活性化し、再開発されることは、私たちの業界に恩恵のあることと言えます。

そう考えると、
これからもこの札幌の地が大切な自然を守りながら発展し続けること
への貢献は、地元札幌の企業として考えていく必要がある気がします。

当社の経営理念は、「顧客の信頼に応え続け、従業員皆が安心して働ける企業を目指すと共に、事業活動を通じて、地域社会の発展に貢献すること。」です。

私たちような中小企業は、大企業のように大きなことはできません。しかし、意思決定の自由度は高いのです。これからも、従業員や身近な方々の声をひろいながら、これからも「見えないところへ」、小さな貢献をしていきたいですし、できる会社であり続けたいと思っています。
それが、私たち小鍛冶組のCSR活動だと思っています。

最後に、このタイトル画像は、そんな「SAPPORO★テイネトレイル」で制作したスタート・ゴール地点に設置するバナー広告です。これは、手稲山、地元のボランティアの方々、運営者、ランナー、札幌の街、この大会に関わる全ての方々に感謝を伝えたくて、そんな想いで制作しました。

2020年は大会中止のため、お披露目する機会が無いので、noteの場でお披露目させていただきました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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