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ウルトラランナーの記憶#3~大雪山トレイルジャーニー2024

こんにちは。山中です。
2024年7月14日(日)大雪山トレイルジャーニーに参加してきました!

本レースの狙い

サロマ以降、2024年は、ウルトラ&トレイルに軸足を置いていこうと思っていまして、11月にFunTrails Round秩父&奥武蔵100km(以下、FTR100k)に出場しようと思っていることもあり、そこに向けた練習レース。

FTR100kのコーススペックは、距離105km、累積標高6831m。

今回の大雪山TJが距離58.1km、累積標高3289m(私のガーミンデータ調べ)でして、約半分のコーススペック。これを如何にラクにこなせるのか?

今の自分の能力を確認して、4ヵ月後のFTR100kに繋げていきたい。

60kmコースイメージとタイム予想

コース図は以下の通り。

ここから簡単にコース解説(笑)

スタートから約14kmロード&林道セクション。スタート地点に戻ってきて、そこから天狗岳目指してスキー場を駆け上がる。

天狗岳を超えて、有明山、二の沢分岐までは、テクニカルな部分。ぬかるみアリ、濃い藪がアリ。意外と速度は上がらない。

ウォーターステーション(以下、WS)からA2までは下りの林道。そんなに走りやすいとは思わないが、まぁまぁ走れるセクション。

A2からA3は、上り林道セクション。ここを走れるかが個人的にはポイント。

A3から平山分岐は、The登山。ここで一杯一杯になりたくない。

平山分岐からWSまでは気持ちの良い稜線と下り基調のセクションのため、楽しいポイント。

WSからは、前半通った道を戻りゴール。

距離、標高は今回のデータを使用。

距離・標高を調べながら、上記の通り、大体9時間を切れれば良いかなと見積もっていました。

結果

結果は、、、

↑は、自分のガーミンデータにより作成していますので、
公式記録とは異なる点ご了承ください。

今回はタイムや順位は、あまり気にしていないので、こんなもの。現状確認できて良かったというか、次回、走る際の指標ができたという感じです。

反省

その1:登坂持久力の無さ

今回は、平山分岐のあたりで、もう足が限界になりました。累積標高にして約3000m。登るのは「もーむり!!!」って感じ。

そのため、有明山や天狗岳の登りでは、かなり行動スピードが落ちてしまい。山頂で少し休憩するという羽目に・・・。

これはもう完全に練習不足。

ランニングも一緒でして、フルマラソンでサブスリーをしようとした場合、月間走行距離を330km前後は走っておきたい。サブエガなら380km前後(私の↑をしています)。

トレイルも一緒。月間の累積標高をどこまで伸ばせるか???

これが登坂持久力の一つの指標になるかなと思います。

今回の大雪山TJは、累積標高は約3300m。11月に出場するFTR100kは6800m。今回の倍以上。

まずは、月間で6800mを超えられるようにしたいところです。とりあえず、週間2000mが目標ですね^^

その2:スタート前準備

今回は、AM4時スタート。しかも周りには何も無い。ということで、私は、旭川の万葉の湯というところに前日の夕方に入り、お風呂に入って、仮眠をとって、AM1時半に出発というプランを立て、、、

朝食はコンビニでおにぎり3つ買って、それを食べながら約1時間ほど車を走らせ現地に向かったが、、、スタート前にスッキリう●こをすることができませんでした。

結果、10kmくらいで少しお腹の調子が悪くなり、A1エイドでブリッとするはめに。。。

この辺はスタート時間を見ながら、普段からカラダを慣らしたり、予行練習とかするべきでした。

その3:エイドワーク

エイドの秒数を足し合わせると、合計で1770秒。約30分です。A1でトイレ休憩や途中座りこんで休んでしまったことをを考えても、もうちょっと削れるところはある。というか、今回トレッキングポールを持っていたこともあり、走りながらエイド前の準備ができなかった。

毎回、エイドでトレッキングポールを置いて、グローブを脱いで、そこからザックなどにアクセスして、、、。何か無駄な動き(;^ω^)

エイド手前で走りながら準備して、エイドでは水を入れるだけ。ちょっと補給物を口に入れるだけにできたら、良かったなぁ。

ということで、トレッキングポールの出し入れを「走りながらできるようにならないとなっ」と思った次第です。

良かった点

今回トレッキングポールを持って走りましたが、うまくポールの助力を借りて走る練習ができたのは良かったかな。

また、これくらいの強度であれば、下りや走ることはまだまだ行けることが確認できたのは良かった。

補給物

スタート時に以下を持ってスタートしました。

ドリンク類
・アルファウォーター300ml、水300ml
・メダリスト粉末 2個
・アルファウォーター粉末 2個

ゼリー系
・meiji即攻元気 2個
・アリナミンメディカルバランス 2個
・TOPVALUエネルギー180 1個

固形物
・羊羹 2個
・べこ餅 1個
・TOPVALUライトミールブロック 2個

水分量は、走れる区間では500mlくらいにして、山岳区間は1000ml。
また、2つのソフトフラスクの内、1つはアルファウォーターorメダリストにして、もう1つは水。

ゼリー系(meiji即攻元気、アリナミンメディカルバランス、TOPVALUエネルギー180)は2時間に1個取る計算をしていました。最近は、コンビニ、スーパー、ドラッグストアで売っているものを選ぶようにしています。

理由は2つでして、買い易さ食べ易さ。コンビニ、スーパー、ドラッグストアはどこにでもあるので、買い易いですよね。また、そういう一般消費者向けの商品って、大量に売る=大量に消費されるものであって、世間一般的に美味しいものである必要があり、誰でも美味しいと感じられる工夫がされていると私は思っています。ただ、水分が多い分、重いんですが・・・。それよりも、私は食べ易さを重視しているということです。

固形物は、羊羹はパンツの腰部分に入れていて、どこかで補給と考えていましたが、結局、平山稜線で1つ。有明山山頂で1つ食しました。

べこ餅、TOPVALUライトミールブロックは、食べませんでした。

結果的に、今回持っていった補給物は、量的にも質的にも十分だったなと思っています。余ってしまって、もったいないと思う方もいるかもしれませんが、山の活動においては何が起こるかわからないので、停滞してしまったことを想像して、多めに持っていきましょう。

また、動けなくなった人がいた場合に、その人にあげることもできますから・・・。

ということで、補給物が余ることは、今回の山での活動が安全にできたんだなぁという記(しるし)なので、そんな風に考えるように私はしています^^

最後に

以上、大雪山TJの振り返りになります。今回は、FTR100kに向けた観点で、自分なりに整理しておきたい点をまとめたので、レースの話や雰囲気などは無くすみません。

とは言え、今回の大雪山トレイルジャーニーは、天候がものすごく良く、稜線は最高でしたし、深めの藪を漕いでいく感じが、トレイルランというより、アドベンチャーレースを思い出させてくれて、色々と楽しかった。

ということで、運営の皆様、お疲れ様でした!!!
楽しいひと時ありがとうございました。

そして、読者の皆様、
最後までお読みいただきありがとうございました。

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