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鎌倉投信”結い2101”の運用報告書を読んで(2023年10月運用分)

はじめに

鎌倉投信”結い2101”からも運用報告書が公開されましたので、読んだ感想などを書き散らかします。
9月運用分の報告書を読んだ書き散らかしはこちらです。

鎌倉投信のサイトはこちら。

https://www.kamakuraim.jp/

結いだより

https://www.kamakuraim.jp/_files/10-362/yuidayori202311.pdf

今月の表紙は、9月23日に開催された「結い2101」受益者総会。
開催の様子が紹介されています。
運用報告、パネルディスカッション、いい会社による企業展示の様子が紹介されています。
パネルディスカッションもいい会社による企業展示も、わたしにはいい会社として馴染みの会社が並んでいますね。
ああ、いかにも鎌倉投信っぽいなという安心感があります。

社長のメッセージ

続いての1ページは、間もなく迎える創業から16年を前に、社長の鎌田さんからのメッセージが載せられています。
相変わらずの痺れるメッセージ。
鎌田さんの口から直接聞くことを想像しながら読んだら、涙が出ちゃいそうです。

社会課題から自社の存在目的や顧客のニーズを掘り起こし、今までにない事業を創出したり、モノやサービスに新たな意味づけをおこなったりすることができれば、売上げ、利益を伸ばすことにつながります。そして、こうした「いい企業」を発掘し応援する、社会をよくする投資は、社会変化を起点にした経済価値の創出でもあり、投資する人からすれば利益(リターン)の源泉でもあるのです。一方、投資の世界は、半世紀以上にわたって統計的に計算されたリスクとリターンという2つの数字を用いて「どれだけ効率的にお金がふえたか」のみで測られてきました。その世界観は、今も全く変わりません。その結果、投資家の目は、常に「効率的にお金をふやすこと、手数料の安さ」に向いてしまい、近年は特に、標準的で均質的な投資商品にお金が集中する傾向にあります。私は、これとは逆に、個性や多様性、その背景に ある自分らしさや、社会に目を向ける視座が求められる今の時代において、自分の想いや価値観、個性を宿した自分らしい投資の視点が求められているように感じています。一人ひとりが、投資に自分なりの価値観を宿した時、しっかりした軸を持ったブレのない投資につながり、資産形成の成功可能性はぐっと高まるでしょう。さらには、意思を持った投資は、企業を動かし、リターンを犠牲にすることなく社会をよくする投資につながります。投資から見る景色は、自分が気に入った服を身にまとうように、百人百通りです。どうせ投資をおこなうのなら、自分の生き方に合った投資、自分らしい投資に出逢えたら最高ではないでしょうか。16年目を迎える鎌倉投信は、そう した投資の選択肢の一つを提供できる運用会社になれたら幸いです。 16年目を迎えた、これからの鎌倉投信の 成長を是非期待していてください。

太字部分、わたしもうんうんと頷いています。
わたしの価値観はわたし自身のもの。
それがブレないことで、
鎌倉投信に期待しています。
引き続きよろしくお願いします。

いい会社のいいもの

キノコのホクトが紹介されています。
株式市場の上下じゃない話が続きます。
でもこれが鎌倉投信らしさだと思います。
こういう運用報告が読みたいなって思います。

新規投資先は名前だけの登場です。
日置電機。
初めて目にする名前かも。
長野県上田市に本社を置く会社です。

https://www.hioki.co.jp/jp/

鎌倉投信のホームページでも紹介されています。

https://www.kamakuraim.jp/document/the-company-finder/detail/---id-76.html

テーマは共生だそうです。
詳細な報告を楽しみにしましょう。

では。

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