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【臨床心理士】試験後の周りの反応
2023年は自分の中でとても大きな挑戦をした年になりました。
2020年に新卒で入った会社を辞めて、大学院に進学してまで志してきた臨床心理士の資格試験があったのです!
試験はまず一次試験のマークシート+論述があって、それに合格した者だけが二次試験の面接に進むことができるという流れでした。
10月に行われた一次試験には万全の対策をして臨んだつもりでしたが、終わった後は手応えがなくて「落ちてたらどうしよう」と動揺したものです。
合格発表までの間、「試験終わったけど不安すぎるよ〜」と周りに話した時の反応や慰め方が人それぞれでおもしろいなと思ったので、覚えているうちにまとめてみようと思いました。
励ましタイプ
1番多かったのがこの反応でした。
・絶対受かってる!
・落ちるわけない!
・天才だから大丈夫だよ!
・とりあえず好きなことしよう!
・気分転換しよう!
・受かってますように。
などなど。
正直なところ、わたしは昔から勉強だけは人よりもできる人生だったので、一次試験が終わるまでは「自分が落ちるわけない」という思いがありました。
ですが、実際に試験に臨んでみると、十分に見直しをする時間がなかったのと、正誤の判定が付かない問題も多くあり、「落ちてる可能性も本当にあるな…」とかなり意気消沈してしまっていたのです。
周りの友達からこうして「絶対大丈夫!」と言ってもらえると「そうだよね!?」と思えるし、根拠はないけど不思議と安心することができました。
励まされたことによって、
終わったものは仕方ない!
とりあえず好きなことしたろ!
という気持ちにもなれて、
合格発表までの間に小説3冊、漫画10冊、アニメ5作品、韓ドラや恋リアなどもたくさん、読みまくり観まくりました!笑
論理タイプ
試験が終わってすぐ「自信なさすぎる…」と幼なじみに話したところ、意外な反応が返ってきました。
※彼女はINTP“論理学者”らしい。
・7割くらいが受かるんだから大丈夫
・落ちたら来年にリスケしたと思ったらいい
・もし落ちても生活が変わるわけじゃない
なるほど、わたしにその視点はなかった…!
※わたしはINFP“仲介者”。
たしかに試験に落ちても生活が大きく変わることはないし、心理系の大学院を修了した時点で「臨床心理士資格試験の受検資格」は得ているので、来年も挑戦することはできる。
自分にはない論理的な意見をもらって、気持ちを落ち着かせ、冷静になることができました。
合格通知までの間、急に不安になる瞬間もありましたが「まあ落ちてもリスケだと思ったらいいか」「電車の遅延みたいなもん」と考えることで、自分を保っていました。
過程重視タイプ
自分自身に対しては、
やってきたことに意味があるんだから、結果はもはや関係ないじゃない!
と思うことにしていました。
この試験のためにどれだけ準備して、どれだけ努力してきたか。
通勤中も、昼休みも、お風呂の中でも、朝も夜も、試験のことを忘れる瞬間がないくらい勉強してきたことには自信がありました。
一次試験終了後は、「ここまで勉強したのにまだ分からないことがあるのか」と心理学の奥深さを思い知らされましたが…。
「もっと○○しとけばよかった」という後悔のしようがないほど、自分にできる全てのことをしたつもりだったので、“結果がどうであれ、この過程は大切な経験になったはず”という清々しい気持ちさえ芽生えていました。
まとめ
どのタイプがいいとかではなく、いろんな人からいろんな角度から慰めてもらったことによって、合格通知を受け取るまでなんとか自分を奮起させ、モチベーションを保つことができたと感じています。
当時はこんなふうに客観的にまとめられるほどの余裕はありませんでした。
仕事を辞めた時に心配をかけた家族や友達に合格を報告した時、やっと少しは安心させることができたかなと嬉しい気持ちになりました。
また、こうして“目標に向かって頑張る”という経験を学生時代ぶりにして、とても充実していたなあと振り返っています。
最中はしんどかったけど、フルマラソンを走り切ったような達成感。
これから臨床心理士として、また、ひとりの人間としてアイデンティティを固めていくにあたって、恐れずに何かに挑戦できる自分でいたいです。
(ちなみにマラソン大会は学年最下位レベルで苦手)
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