2. 姿勢が崩れるタイプは2つある
2つ目の記事にようこそ!
「姿勢って自分でよくできるってよ」の2合目を目指して Let’s マウンテン!!
さて、この姿を見てどう思いますか?
一日中デスクワークをした後のようでしょうか?その結果、身体が凝り固まったような姿に見えるでしょうか?
それとも、スマホを持っていて、前をちらっと見たような姿に見えますか?
正解は、スマートフォンやラップトップの継続的な使用により身体が物理的に変化した2100年くらいの人間を3Dデザインして作られた Mindy さんです。
— From Text Claw To Tech Neck: How Technology Affects Our Bodies
この姿で、首を自由に曲げたり伸ばしたりできるでしょうか?
バンザイはできますか?
背すじを伸ばしたり、胴体をひねったりできますか?
どうでしょう?
そして、あなたはこの記事を読んだままで、
首を回せますか?
バンザイはできますか?
背すじをピント伸ばせますか?
胴体を大きくひねることができますか?
どうですか?できますよね?
大関節を最大に正しく動かせますよね?
え?もしかして、こうした動きをする時に「あ゛ーっ」とか言いながら、首や肩が張るなぁとか、関節硬くなったなぁとか思ったりします?腰や首が痛かったりします?
おめでとうございます☆
ひとつでも違和感があるあなたは早くも進化し始めています!
時代の最先端を行く新人類です!!ニュータイプっ!!
よっ!!!ホモデウスさま!!!
と…まぁ、現代は2020年。COVID-19 が流行している時代です。
ちなみに、病名は COVID-19 で、ウイルス名は SARS-CoV-2 です。
まだまだ80年後の2100年までは時間はあって、この姿を先取する必要はありません。
この3Dデザインから分かるように、この姿勢は、すべての大関節が最大に正しく動かすことができない状態なのです。
では、なぜ良い姿勢でいられないのでしょうか?進化した姿になっていくのでしょうか?それは、人は少しでも楽な姿勢でいたいからなのです。つまり、すべての大関節を最大に正しく動かせる状態ではなく、使う関節を一部分にして、その関節ばかりを使っている状態で過ごしているのです。
すると、その姿は Mindy さんのようになってきます。
また、Mindy さんとは別のタイプになる人もいます。それは、Wendy さんです。勝手に命名しました。
引用|Phil Page, Clare C.Frank, Robert Lardner. ヤンダアプローチ―マッスルインバランスに対する評価と治療. 小倉 秀子(監訳): 三輪書店; 2013. 57 p.
どうでしょう? Mindy さんタイプか Wendy さんタイプか。あなたは、どちらに近いでしょうか?
自分がどちらのタイプに崩れやすいか簡単に分かる方法は次の記事でお伝えしています。程度の差はあるものの、デスクワークをしていて、首を動かしたり、腕を回したり、胴体をひねったりしにくい人は、おおよそどちらかのタイプに当てはまります。
もちろん、関節を動かしやすい姿勢をとれている方もいると思います。そんなあなたは、良い姿勢の持ち主です。今の状態を維持して、さらにハイパフォーマンスな人類へと進んでいくこともできます。その方法も、また別の記事でお伝えします。
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現在地… 2合目だっちゃ☆☆
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