オーストラリアの動物たち
※このnoteは2011年頃の回想録です。
noteを更新するのは久しぶりですね!
ブログを書いていると、noteは本当に時間がある時だけになってしまいます。
でも、こちらのnoteから少しでもオーストラリアの空気が伝わったら嬉しいです。
前回はスカイダイビング体験をご紹介しましたが、
今回はオーストラリアの特徴的な可愛い動物たちをご紹介したいと思います!
オーストラリアの動物と言えば、
真っ先に思いつくのがコアラとカンガルーではないでしょうか?
日本の約20倍の広さで、
世界第6位の国土を持つオーストラリアですが、
大陸から切り離されてから長い間孤立していたので、
そこに住む動物たちは固有の進化を遂げました。
Wikipediaによると、
なんとオーストラリア大陸に分布する哺乳類の83%、爬虫類の89%、
魚類の90%、昆虫類の90%、両生類の93%は固有種であるというのです。
見ているものがほぼオーストラリアにしかいないなんて発見楽し過ぎですよね♪
特にコアラやカンガルーが属する珍しい有袋類をご存じですか?
これは身体に袋を持った動物で、
赤ちゃんをお母さんのお腹の中で育てず、
出産した後に袋の中で育てます。
袋から顔を出している様子なんて本当に可愛いですが、
時々さかさまになっていて、
カンガルーのお母さんの袋から足だけ出ている時もあります。笑
そして、オーストラリアの動物は夜行性が多いんです!
だから、ケアンズにはナイトズーツアーというものがあります♪
※今はケアンズトロピカルズー&ナイトズーは閉園していて、
これらの動物たちはハートリースクロコダイルアドベンチャーズに移動されています。
ということは、夜の動物園を訪れると、
昼間は日曜日のお父さんのように寝そべっているカンガルーではなく、
元気に動き回っているカンガルーが見られるということです。
ご飯をあげることだってできます♪
昼間の動物園に行ったことがある方々はご存じでしょうが、
昼間にカンガルーにご飯をあげようとしても、
寝そべったまま面倒くさそうに口だけもぐもぐ動かしてくれたり、
無視されたりします。笑
だから、オーストラリアのナイトズーツアーはお勧めなんですね♪
コアラは1日に18-22時間も眠るので、
大抵木に掴まって微動だにしないコアラを観ることになります。
でもナイトズーではのしのしと動き回るコアラをみることができます!
また、ケアンズのあるクイーンズランド州ではコアラを抱っこできますが、
州によってはコアラのストレスを考えて抱っこが禁止されているところもあるんです。
オーストラリアは固有の動物保護をとても大切に考えており、
抱っこがOKなクイーンズランド州でも、
1頭のコアラに1日に何時間も抱っこをさせず、
しっかりと管理されています。
先にカンガルーとコアラのご紹介をしてしまいましたが、
こちらのナイトズーツアーでは、動物園を巡る前にディナーを楽しめます♪
ケアンズの夕暮れ時。
ホテルや指定のピックアップ場所には陽気なガイドさんが迎えに来てくれます。
入り口ではコッカトゥがお出迎え!
運が良ければ何か言ってくれるかも?笑
海上につくとBarでウェルカムドリンクをオーダー。
お料理はビュッフェスタイルで取り放題です。
オージービーフのステーキは目の前で焼いてくれます!
オーストラリアでは日本の和牛をそのままWagyuとして育てていたりするので、
最近では脂身のほとんどない嚙めないような硬いお肉はあまりなくなりましたが、
それでも広大な敷地を自由に歩き回って、
牧草を食べて育っている筋肉質のオージービーフは脂身が少なくヘルシーです。
でもお肉の好みは完全に個人の好みですよね。笑
会場ではオーストラリアの陽気な音楽が演奏されます。
お腹もいっぱいになったところで、早速ツアー開始!
最初はステージ上で、動物園のスタッフさんが代わる代わる動物を連れて、
その動物の生態を説明してくれます。
お姉さんの肩にのっているのはポッサムです!
長い尻尾で木に掴まって移動しながら生活しています。
これはケイントードとも呼ばれるオオヒキガエルです。
元々サトウキビにつく虫を食べさせる為にハワイから持ち込まれましたが、
このカエルはその虫退治には全く役が立たなかった上に、
繁殖力が強いことや天敵がほとんどいないことから物凄い勢いでオーストラリア中に広がり、有害な害獣となりました。
このオオヒキガエルは皮膚が固く、背中にイボがあり、
頭部にある袋から分泌される毒液はヘビやワニを殺すほど毒性が強いので、
元々いた動物たちが誤って捕食して数を減らすという問題もおきています。
時には、飼われている犬がこのカエルを食べて毒によって亡くなることも。。
エリマキトカゲやクオール、そしてワニなど、
オーストラリアの珍しい動物たちが数を減らしている原因とも言われています。
オーストラリアではできる限り農薬を使わないようにという意識が高いのですが、
それが裏目に出てしまった残念な例となります。
人の浅はかな考えでこのように固有の生態系を壊してしまうのは悲しいですね。
でも、その事実を隠さず、しっかりと伝えようとするところは潔いなと思います。
そしてこの動物はバンディクートです。
日本ではクラッシュ・バンディクーというゲームが流行りましたが、
その登場キャラのモデルになった動物です。
そして目玉とも言えるコアラを満喫した後は、
両生類コーナーで大きな蛇を肩に載せてもらえます♪
もちろん、希望者のみですけどね。笑
オーストラリアには猛毒を持つ蛇が10種類生息しており、
世界で一番毒性が強いとされるタイパンに噛まれると、
血清を打たなければ十字をきる時間しか残されていないとも言われている程。
実際には大人でも45分程で死に至らしめる毒の強さであるとのことですが、
オーストラリアで生きていく上で、用心に越したことはありません。
そしてオーストラリアと言えばワニ!
ワニ『喰うたろか。』
↑そう言っているようにしか見えない。
私がケアンズに住んでいる間に、
ワニに食べられて亡くなった人や犬のニュースを目にしたことがあります。
でも、基本的にそういう場所には看板が立てられているので、
それを守らずに入った人が被害に遭っているのが現状です。
ナイトズーでは、大迫力の餌付けパフォーマンスを見られます。
噛みつく瞬間に、大きな上顎と下顎が合わさった時のグワッパ!という生々しい音を聴くことができます。
マメ知識として、ワニは噛む力は強いのですが、
口を開く力はそれに比べて弱いので、
もしワニと闘う時は、口を開かせないように頑張ってみてください。
↑他人事
このワニはソルトウォーター(塩水)クロコダイルで、
大型で気性も荒く、出逢ったらお腹が減っていない状態であることを心底願うしかない動物です。
お腹が空いてたら襲われるタイプのワニなので要注意!
そしてこちらは川に住むフレッシュウォーター(淡水)クロコダイル。
比較的に身体は小さく、ソルトウォータークロコダイルよりも大人しいと言われていますが、ワニはワニなのでご注意を。
集まると更に迫力が増す。。
そしてカンガルーの餌付けをした後は、
オーストラリアの伝統的なBilly Tea(ビリーティー)による
私たちのティータイムが待っています♪
オーストラリアはイギリス領だったので、
モーニングティーの習慣もあるんですよ。
紅茶と一緒にバターたっぷりのクッキーや、
カロリーたっぷりのティムタムを楽しみながら小休憩するんです♪
一緒にいただくのは、イースト菌を使わないパンのダンパー!
結構ボソボソめではありますが、
クリームやジャム、蜂蜜なんかと一緒にいただきます。
もちろん飲みたい方はビールやワインもどうぞ♪
お酒でほろ酔い良い気分になったところで、
みんなで円になってブッシュダンスをしながらみんなで楽しみます♪
オーストラリアのツアーでは、
こんな風に参加型の催しが組み込まれることが多いですね。
それらがとても楽しい思い出となります。
そして最後はウォンバットがお見送りに!
スタッフのお兄さんの顔が真剣過ぎる件。。笑
触ったり記念撮影を一緒にできます♪
そして出口付近にあるお店でお土産を買ったりすることもできますよ。
お気に入りのオーストラリアの固有の動物を見つけて、
是非とも家に持ち帰ってもらいたいですね。
さてさて、今回はオーストラリアの魅力的な動物たちをご紹介しましたがいかがでしたか?
動物がすきな方は、是非ともオーストラリアに足を運んだ際には、
珍しい動物たちと触れ合ってみてください。
オーストラリアにはまだまだ皆さんの知らない動物がたくさんいますので、
気になる方は是非とも調べてみてくださいね♪
<Facebook>の楪ページでは楪のブログを更新するごとにポストします!
最新ブログを読みたいという方は是非ともフォローをお願い致します。
また、<Twitter>ではブログとnoteの記事を更新する毎につぶやきますので、最新情報と共に回想録にもご興味のある方はこちらをフォローしてください♪
◇noteのサポートは全て『新たな挑戦』に活用させていただきます♪◇ その他のサポートはこちらから→https://yuzuriha.link/barter-support-system/