見出し画像

感情のコントロール

木曜日の2時間目の授業の情報の一部で
共通鍵暗号方式というものを学んだ。
共通鍵暗号方式とは
暗号化(第三者が解読できないようなデータに変換すること)と
復号に同じ鍵(秘密鍵(暗号化や複合うの時に使うデータ))を
使用する暗号方式である。

例えば、暗号文が「gplqa」で
秘密鍵が「アルファベットで右に2個ずらす」だと
平文(暗号化されていないもとのデータ)が「enjoy」になる。

解説をすると平文の「enjoy」をアルファベットで右に2個ずらす(秘密鍵)と暗号文の「gplqa」になるということだ。

そして、同じクラスの友だちに共通鍵暗号方式で問題を出された。
暗号文は「rttvrtgihj」である。
これが問題になる。
ぜひトライしてみてほしい。

この状態だけでは解けそうになかったためヒントをもらった。
そのヒントは秘密鍵でアルファベットを使うことと
1つの英単語になることと
同じクラスの違う友だちが平文を見た反応として
「ムズッ。絶体に解けん。」だけであった。

そのヒントを得てもパッと見ではわかりそうになかったため
アルファベットを右に一つずつずらしていった。

まず、最初の文字のrをsにして次の文字のtをuにして、・・・と
アルファベットを一周した。
この作業にとてもたくさんの時間がかかるのだが諦めなかった。

自分は数学が好きだ。
理由は途中の計算にどれだけの時間がかかっても
最後に答えを解いて合っていた時の達成感が
それまで苦労を凌駕するからだ。

この共通鍵暗号方式の問題もそれと同じだと思って解き切ろうとしたが、
それをかなえることはできなかった。

なので、問題を出した友だちに答えを聞くと「sushi」だった。

感情が爆発しそうだった。
いや、漏れていたのかもしれない。
怒りが少し顔に出ていたような気がした。

怒っている理由は
めちゃくちゃ時間をかけたのにズルみたいな答えだったからだ。

友だちによると、暗号文の1文字目と2文字目、3文字目と4文字目・・・
のアルファベットの間をとっていくとsushiになるらしい。

聞いた直後は怒りが抑えきれなかったが
いい頭の体操になったとポジティブシンキングをすることで
何とか落ち着くことができた。

この一連の出来事により、
自分は感情をコントロールする能力がレベルアップしたように感じた。
怒りそうになったが抑えることができたからだ。

筋トレはギリギリまで細胞を傷つけ、
それを回復する働きにより筋肉をつける。
それと近しいように感じた。
感情的になるギリギリのところまでいき結局は大丈夫というところがだ。

自分は小さい頃から感情的になりやすくよく物にあったていた。
年を重ねていくにつれて
だんだん感情がコントロールできるようになったため、
人前で感情的になることは減っていった。
だがしかし、まだ家族に対しては心の許しの表れか
たまに感情的なることがある。

これからは家族にすらも感情的になる時を
少しずつでいいから減らしていきたいと感じた。

この記事が参加している募集

#スキしてみて

526,418件

記事が少しでもいいなと思ったらサポートよろしくお願いします。