見出し画像

4/16オンライン朝活読書部レポート【Next Innovation Kansai】

堀越さん…史上最強のCEO

経営者の方におすすめしていただいた本。周囲の経営者の方は結構読まれている本だそうです。
タイトルはCEOですが、ビジネスマン全てに関係する話だったそうです!まずは時間の考え方。時計で生きることは不自然。必要な時に必要なことをやる、やりきるまでやっているか。会社ではダラダラした残業した人のほうがお金が増える謎…。経営者はこの感覚ではだめ、10日かかるものを3日でやる。サラリーマン的な感覚になっていないか?
自分の周りにいる人の基準に合わせてしまうので、どんなところに身を置くのかが大事。周囲の人のレベル感で人生が変わる。自分にとって過ぎたる場所、緊張感を持てる場所、よくわからないくらいの場所に身を置くほうが自分の成長につながる。堀越さん自身も、セミナーで内容がわかってディスカッションで楽しく話せる場よりも、自分にとっていたたまれないくらい価値を感じられなかった場所のほうが得るものが多いと感じたそうです。時計ではなく、コンパスを持とう。自分がどちらを向いて進むかが大切。


川西さん…顧客起点マーケティング

P&G、ロクシタン、ロート、スマートニュースから独立した著者が書かれた本。川西さんはピクスタのコミュニティマネージャー。競合もいる中でなぜ使ってくれているのかを知りたくて勉強したいと思われたそうです。
たった一人の分析をする。ペルソナではなく顧客ベースで考える。n=1は適当に選ぶのではなく、顧客ピラミッド(ロイヤル、一般、購買、認知など)を理解し、どこの顧客を取るかを考える。セグメント別の比較をして、商品の訴求ポイントを見つける。ファンベースにも近い。マーケティングはビッグデータは多いけど無難になってしまう。他ブランドとの差異を見つけるにはコアファンに寄り添う。また、本当にファンなのか?は見極めないといけない。他に選択肢がないから買っている可能性もある。
人がものを選ぶには色んな背景があり、それをどう継続的にファンにするのかはとてもむずかしいという話にも広がりました。商品を作る側が目的を明確化しておかないといけない。顧客によって変わる部分、変わらない部分は明確に分かれるのではないかという議論にもなりました!

なかあづさ…無意識がわかれば人生が変わる

幸福学の前野先生、メンタルモデルの由佐さんの共著。対談形式でメンタルモデルについて語られています。
メンタルモデルとは人間の無意識の根幹にある信念のこと。メンタルモデルは幼少期に感じた痛みを回避するための行動パターンを作る。無意識なのでいつも同じパターンで行動してしまう。本当の自分ではなく、回避するための自分を演じている。
4つのメンタルモデルのパターンのうち、価値なしモデルが大企業に多いのではないかと書かれています。自分自身は何かをしていないと価値がない、自己犠牲をして存在価値を高めた人たち。定年が近づくと上から与えられるゴールがなくなり、個の時代と言われ、戸惑ってしまう。痛みを回避するための行動がいつしかうまくいかなくなってしまう。良し悪しではなく、内面を見て、本当はもっと自分らしい姿を生み出せるはず。
メンタルモデルは深めたいテーマなのでこれからも色んな著書を読んでいきたいです(^^)


Youtubeチャンネル「T&A OUTDOOR」にて里山でのログハウス生活や夫婦の趣味であるアウトドアを発信中です。
自然たっぷりの景色を映像でお楽しみいただけますので、ぜひチャンネル登録をお願いいたします。


この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?