読書日記#47『2勤5休のススメ』藤沢篤
読書メモ
・「2勤5休のススメ」を3行で説明すると、
まず生活コストを下げる。
週に二日だけ、生活のために働く。
残った5日を、新しい人生のために全部注ぎ込む。
・「安定した現状に留まろうとする力」と、「新しい人生に変化しようとする力」。この二つの力の大きい方が勝つ。
そしてこの「力」は、「時間」とほぼイコール。
・実家は家賃がかからないが、別の大きなコストがかかる。それは、
「価値観の違う人間と同居しなくてはいけない」
というコストである。
・家の選び方は、
1.家賃をいかに低くできて
2.自分と似た考えのひとと多く時間を過ごせるか
がポイント
・「必要なことはすべて、千五百円の本に書いてある」
「金を払うより、稼ぐ方が学びが大きい」
・どんな挑戦をするにせよ、あっという間に人生がひっくり返ることを期待するのは、きっと間違っている。長期戦を覚悟するべき。
長期戦に挑むとき大事なのは、「負けない」ことである。ここでいう負けとは、「週5で働く生活に戻ること」。これにより、「こんな人生を生きたい!」という心の声を見失い、勇気を失う事(=真の負け)につながる可能性が高まってしまうから。
・週に5日も好きなことに使える時点で、ライバルに大きな差をつけることができている。おめでとう。
・未来を変えるための合言葉は、「日常を異常に。異常を日常に。」
筆者にとっては、他人雇われて給料をもらうことが、日常から異常になった。
・時間を作ったときに初めて、巷の自己啓発書やビジネス書が役に立つ。
それらは行動に移してこそ意味があるもので、そのためには時間が必要だからだ。
・時間があると言っても、無為に過ごしてはならない。
挑戦することが決まってないなら、本を読み、有益な情報を探し、自分を磨き、ひとつでも多くのチャレンジをすること。
・2勤5休の一番のメリットは実は、「退路を断たれる」こと。つまり、「強制的に、自分の人生に対して覚悟を持てる」というところにある。
これは、「小さい決断を何度もするより、大きい決断を一度しちゃう方がカンタン」という人間の性質を利用している。仕事をやめて、引っ越した時点で、「もう、頑張るしかないよね」と決断してしまっていることになる。
・筆者が会社を辞めるときにmixiに投稿した文章
「一日の楽しみは、終業時間。
一週間の楽しみは、金曜の夜。
一か月の楽しみは、給料日。
一年の楽しみは、長期休暇とボーナス。
こんなの誰のための人生かわからんから、会社辞めます。」
すっごくシンプルだけれど、なんか大切なことが詰め込まれているような感じがした。
自分は会社を辞めてはいないけれど、レールから外れることを決めたという点で、共通する部分を感じた。
やっぱり自分も、休みの日が楽しみな生活はイヤ。
最近どこかで、一回会社に勤めて経験を積んでからでもいいかな、なんて思い始めてたけれど、やっぱり違う気がしてきた
バイトでもなんでも、生きていけるだけのお金を確保して、あとは時間を自分の好きなことややったことないことに使う。
結果を求めて、少し焦っていたな。
そしたらば、とりあえず、生活費を少し下げるかな。
家賃のもう少し低いところに移って、実家にわずかでもお金をいれるようにする。
それなら、誰にも文句言われる筋合いはないだろう。
将来の大きな目標のために、長期戦を覚悟する必要がある。
そのためには、この生活を続けられるセーフティネットが必要。
絶対に負けない。
今が踏ん張り時。
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