【おすすめ見所】大谷、栃木
いつもお読み頂きありがとうございます!
このnoteで80記事目です。
これまでコツコツと書いてきましたが、いよいよ「積み上げ」感が出てきたように思います。このまま100記事まで突っ走りたいと思います。
さて、先日のnoteに引き続き、2007年夏① 千葉・茨城・栃木・福島・新潟編 ~酷暑の本州脱出~(7/31~8/4)の自転車旅行記の番外編として、別の機会で訪れた際にまわった大谷、栃木の見所について書きたいと思います。
自転車旅行以外で私が訪れた場所の見所を都道府県、地域等に分けて紹介しています。是非お楽しみください。
*マガジンにまとめています。詳しい説明はこちら
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今回の舞台(栃木県)
大谷
大谷というと、どこなのかピンとこない方も多いかもしれません。宇都宮の1地域になるのですが、あるもので有名です。
それは「石」です。
大谷石というのを聞いたことがあるのではないかと思います。軽石の様な見た目で素朴な風合いと加工のしやすさで広く建築資材に使われている石です。(写真:大谷石のエアプランツ置き)【2020年】
ある時、大谷にこの石を見に行きました。
「えっ、なんでそんな建築資材とか見に行くの??」
とお思いになる方もいるかもしれません。
しかし、これが意外や意外で、結構面白いスポットなのです。これらの大谷石関連の見所は日本遺産にも認定されているんです。
まず、かつての採石場が公開されていて、これがさながら古代ギリシャの神殿のようで見ごたえがあります。その独特の雰囲気が話題を呼び人気の観光地になっているわけです。(写真:大谷資料館内の採石場跡)【2016年】
大谷石を掘り進めた場所が巨大な地下空間になっています。ライトアップ等もされていて幻想的。そして夏はめっちゃ涼しい!(写真:ライトアップされた大谷石)【2016年】
そして、もう1つのおすすめは大谷摩崖仏です。摩崖仏とは自然の岩壁に掘られた仏像です。仏像自体は撮影禁止の為、像を覆うお堂の写真を載せます。この中に入ると大谷石の崖に千手観音等いくつかの仏様が彫られています。(写真:大谷寺大谷観音堂)【2016年】
このお堂の見た目だけでも面白いですよね。大谷石に飲み込まれそうです。
摩崖仏の歴史はかなり深く、作成年代が不明なものの、平安時代に作られたと言われています。重要文化財と特別史跡に指定されています。
重要文化財と特別史跡のダブルネームとは。。ちょっとしびれます。
摩崖仏自体の写真を見たい方は是非以下のURLを参照ください。
外にはデカ目の観音様もいます。昭和の作成ですから歴史ある創作物である訳ではないものの、大谷石の風合いとスケール感もあり、ありがたさ抜群ですね。(写真:大谷寺平和観音)【2016年】
この辺りもかつては採石場だったようです。ストリートビュー貼っておきます。(ストリートビュー:大谷寺平和観音の前)
宇都宮で餃子を食べる機会があれば、是非併せて大谷にも訪れてほしいものです。
栃木
県名と同じ名前の市名なのに県庁所在地ではないという栃木市。ちなみに全国では山梨市と沖縄市の2市が同じパターンなのだそう。
そして、栃木は「蔵の街」として知られてます。戦災を逃れたため、古い建物が残ったんだそうです。かつては舟運が栄え、川沿いに倉が並んでいたそうです。(写真:綱手道の残る巴波川、川沿いの蔵)【2011年】
こちらは大谷石の蔵ですね。やっぱ風格ありますねぇ。(写真:横山家)【2011年】
他にも、大きな通り沿いに、普通の建物に紛れて蔵があります。ストリートビュー貼っておきます(ストリートビュー:蔵の街大通り)【2011年】
下野新聞社、渋すぎです。もともとは豪商の蔵屋敷だったそうです。(写真:下野新聞社栃木支局(国登録有形文化財))【2011年】
こちらは蔵ではありませんが、パステルカラーがかわいい旧栃木市役所。(写真:栃木市役所別館(国登録有形文化財))【2011年】
栃木駅から歩いて巡れるので、プチ鉄道旅にいいかもしれませんね。もう少し足を伸ばして、佐野にラーメン食べに行くプランもありです。
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ちなみに両毛線(栃木駅のあるJR路線)を更にもう少し足を伸ばすと藤棚で有名なあしかがフラワーパークもあります。前々から行きたいなぁとは思いつつ、お花って季節ものですから、なかなかタイミングを合わせるのが難しいんですよねぇ~。
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それでは!
*カバー写真:照らし出される大谷石(栃木)【2016年】
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