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これからの家の条件


何度も言ってることですが、簡単に書いて見ました。家をカーボンニュートラルに。そうしないと2050年脱炭素は無理だと思います。ポイントはいつからするかですね。でも、家は30年裕に持ちます。っていうことは今からすぐにしないと間に合わないですね。


気候変動を止めるには、脱炭素化を急がなければならない。そして、建築自体の脱炭素化も早急に進めなくてはいけない。そのためには、断熱基準の義務化が必要でしょう。

その基準は、2020年基準のようなものではなく、建物それ自体のカーボンニュートラルを目指すべきだが、そういうコンセンサスはありません。また、それは今ある技術で可能で、現実味のある話であります。でも、そこに至るプロセスは共有されていない状態です。

実際、ヨーロッパでは2020〜21年で、新築建物はカーボンニュートラルが求められる。ヨーロッパだけではなく、韓国は2035年に建物の脱炭素を法律化している。中国も現在、グリーンビルディングへの移行を目指してます。(中国は国がそうしようと動き出すと一気に動くんです。)
そういう状況の中で、日本だけが(本当に日本だけが。。)遅れています。

そうやって出来た空間は我慢を強いる空間ではない。現在の家よりも確実に快適である。私は温暖化対策としての建物の断熱の義務化を目指していくべきだと思う。建物を管轄する国交省は断熱(省エネルギー)の義務化には消極的だが、脱炭素化を進めていく上では、避けて通れないです。

住宅のカーボンニュートラルはどうしたら実現できるか、考えると様々な方法が検討できるが、コスパが良いのは以下の基準だと思います。

断熱性能 HEAT20のG2レベル 以下 (より性能がいい。)
太陽光発電 5kW (kW あたり20万円程度)
寒冷地では薪ストーブやペレットストーブ

(現在、予算が届かなければ、太陽光は待っても良い。)
上記の条件をクリアすることが求められます。

2050年脱炭素を考えるなら、早い段階で家をカーボンニュートラルを法律で義務化する必要があります。2025年〜30年ごろまでに段階的にゼロにするのが良いと思います。

まずは、どうやればそれをできるか業界が議論することが大事です。

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