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#74 とあるCTOの公開週報(2/3〜2/9)

はいどうもー。モノオクCTOのmasayaです。
シード期のスタートアップCTOのリアルな日々を綴っています。

P5Sこと「ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ」が先日発売になりまして、早速昨夜からプレイし始めています。いやもう超おもしろい。ペルソナ5もでしたが、世界観の見せ方、UI、操作性、シナリオ、ゲームシステムなどなど総じてクオリティが高い。

モルガナっていう普段猫に擬態してるキャラクターがいるんですが、主人公の会話中などモルガナが目立たないシーンでもさりげなーく猫っぽい動きをちゃんとしてるんですよね。そこに気づく人なんてそう多くないとは思うんですが、そういうクリエイターとしてのこだわりを感じて熱くなってしまうわけです。

最近「映像研には手を出すな!」という漫画にドハマリしまして、痺れすぎて思わずアルで投稿してしまったこのページ。

何回読んでも目頭が熱くなります。これがクリエイターが持つべき矜持だと思うんです。

プロダクトを作っているとなんかこのUIちょっと違和感あるなとか、この処理速度遅く感じるなとか、このコード設計なんか気持ち悪いなとか、そういうことは往々にしてあって。ユーザーが気づきにくい部分で、改善したところで明確にKPIに好影響が出るかはわかりにくいものですね。

そういうのはばっさり切り捨てて、より重要度高いものに集中しようぜってのもビジネスマンとしては英断だと思います。でも自分はそれを放置しておくと心が腐ってしまう。UIを数ピクセル調整したらすっきりしたとか、0.1秒処理速度が縮まったとか、よりキレイな設計思想を実現できたとか、誰も気づいてくれなくてもいいから自分がより良いと思うものをつくるという姿勢は崩したくないわけです。

経営者としてのビジネス的な視点と、エンジニアとしてのエゴ。どちらかに偏りすぎることなく今後もうまく両立させていけたらいいなと思います。

本当は26日にこだわりについてのLTイベントで登壇予定だったんですが、コロナの影響で中止になっちゃいまして。こういうお話をしようと思っていたのでここでざっくり消化させてもらいました。

では先々週の振り返りをー。

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・Goテストデビュー

Go歴ちょうど2年になるんですが、お恥ずかしながらようやくテストコードを書き始めました。

ずっと小規模なベンチャーやスタートアップにいたもので、テストコードをきっちりと書くみたいな習慣がなかったんですね。なんかめんどくさいとか、効率悪そうな印象が強く。

でも今年はやったことないことに積極的に挑戦するというテーマが個人的にありまして、新機能の開発中にふと思い立ってテストコードを書いてみたんですね。

そしたらまぁこれがとても便利で。デバッグめちゃくちゃ楽やんと。Goは言語仕様としてテストコードのフォーマットがある程度決まってるんですが、エディタ(GoLand)と組み合わせると超簡単にユニットテストができちゃう。

テスト前提に考えると自然とひとつの関数もシンプルに組むようになって、コードも全体的にキレイに。

TDD(テスト駆動開発)まではやるつもりありませんが、新規開発や既存機能の改修時は積極的にテストコード書いていこうと思っています。

・React Hooksでフォーム最適化

最近React Hooksを導入してリファクタリングをガンガン進めてきたわけですが、ふと突然思いついてフォーム関連の処理めちゃくちゃキレイにできるんじゃね?と。で、試してみたらできちゃいました。Hooksほんとすごい。

とはいえフォーム系全リファクタリングは影響範囲大きすぎるので、直近改修予定のところから少しずつやっていこうという流れに。複数の設計が混在しているのはもちろん気持ち悪いところもありますが、ある程度の曖昧さを許容するのも大事だと思っています。内部品質だけめちゃくちゃ高くてもサービスが成長するわけではないですからね。

こういう新機能うまく使ってリファクタリング成功すると、ドーパミンドバドバ出る感じします。

・スクラムミーティング

開発フローについてのMTGをプロダクトチームでやりました。

で、開発タスク管理をBacklogからJIRAに変え、さらにスクラムっぽいものも回してみようという流れに。

一応今はお試しで1週間1スプリントという形にしてまして、月曜日にそのスプリントでやること確認するMTGをやっています。結果その週でやるべきことがはっきりして、あれもこれもと抱え込みすぎることもなく、メリハリついて働きやすいなーという感じがしていますね。

スプリント中に割り込んでくるのタスクだったり不具合の発覚もぼちぼちあるので、そこら辺の調整どうしていくかみたいな課題感はもちろんありますが、まだまだ効率あげていけそうな気がします。

プロダクトチームが本当の意味でチームらしくなってきたなあとちょっと感慨深い気持ちです。

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以上!

そんなわけで今週も読んでいただきありがとうございます。
もしよかったらスキやフォローいただけると励みになります。

ではまた次回!



Everything's gonna be alright!