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Photo by
miyu_myuxxx
飛梅と老松
※この記事は、一度下書きに戻していたのですが、
改めて読んでみて、わたし自身とても気づきがあったので、
再度公開します。
本日は社中のお初釜
今年のお着物は祖母の馴染みの呉服屋さんが
「お茶をされているなら着物着るでしょ」とくださった
金駒刺繍の付け下げを、せっかくのハレの日なので着てみました
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/17887963/picture_pc_8ba4ab04e11fd97e0ad125e135a52a95.jpeg?width=800)
お恥ずかしながら「金駒刺繍」というものを
お社中の人から教えてもらうまで知りませんでした…
よーーく見るとまた繊細でお上品な刺繍で
こんな立派なものをいただいてよかったのかしら…
と思ったのですが
いや、だからこそ「誰か来てくれる人に」と
呉服屋さんに託されたんだと思いました
大事に着ていきたいと思います
さて、今年のお初釜のテーマは
「飛梅と老松」
香合に飛梅、お茶杓の銘に老松を
令和初のお初釜ということもあり
菅原道真の飛梅と老松のエピソードと
ちょうど社中の中に結婚が決まり
彼のいるアメリカに渡る人がいるので
そのエピソードをかけて
お祝いの意味を込めてこのしつらえを
用意してくださいました
こういう取り合わせがお茶の醍醐味
手持ちのもので工夫しながら
しつらえを考えるためには
それ相応の知識が必要不可欠
先生の旦那様のご実家がある鹿児島ゆかりの
十四代沈寿官の黒薩摩のお茶碗も
掌におさまる感触が素晴らしく
それはそれは見事なものでした
取り急ぎの備忘録
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