ひきこもり生活|たすけてくれてありがとう
皆さん、こんにちは。
昨日記事を公開したあと良いことがありました。ずーっと待ってたものに良い回答が来ました。この件はまたある程度内容を吟味してから、お伝えしたいことがあれば、記事にしたいと思います。
それでは今日も自分語りの昔話。前回の続きのお話になります。
あらためての職探し
初めて就職した会社を辞めました。まだ次は決まっていませんでした。でも結構、職探しは頑張っていたんだと思います。このとき、隣の更に隣の県にまで面接に行ったことは覚えています。
でも、なかなかプログラマーとしての仕事はなく、別の職種での面接も受けました。でも「うちはコンピュータは使わないからなぁ・・・」という断られ方をしていました。
当時はまだ会社でパソコンを使っているところは少なかったです。特に田舎の小さな会社だと、そういうところばかりだったんだろうと思います。
ひきこもり
最初の会社での傷を負ったまま、就職活動もうまくいかず、結果的に私は実家で、ひきこもってしまうことになります。
どうしていいかわからず、何をするのもおっくうになって、毎日ダラダラと過ごしていました。
これ、地下鉄サリン事件がおきた頃です。毎日そのニュースばかり眺めていた気がします。寝て、ご飯食べて、テレビ見て、寝て・・・。
仕事したいけど、何をしていいかわからない。頑張りたいけど、何を頑張ればいいのかわからない。だから、ひきこもりの人の、気力がでない、抜け出したいけど、抜け出せないという苦しさは、よくわかります。
運命の出会い
この見出しは2回目ですね。前回は高校時代の「驚異の小宇宙 人体」との出会いでした。そのときは進路を決めるきっかけとなった出会いでしたが、この時は足を一歩踏み出すきっかけとなった出会いです。
私はこのひきこもり生活中、貯金をとりくずして、生活費を家に入れ、国民年金と国民健康保険料を払っていました。かろうじて何とか自立せねばと、もがいていたんです。
1年くらいひきこもった(長いなー)、ある日、運命の出会いが訪れます。
私がいつも通り、ダラダラと布団でごろ寝しておりましたら、隣の部屋からぼそぼそと会話が聞こえてきます。
そして、婆ちゃんから話しかけられました。
「いま、保険屋さんが来てるんだけど、コンピュータができる人を探している会社があるらしいよ。話を聞いてみる?」とのこと。
どうやら婆ちゃんが入っている生命保険の担当者が訪問していて、世間話をしていたようです。
探しているのは、この保険屋さんの知り合いの会社で、探しているのはプログラマーとのこと。さっそく面接をお願いすることになりました。この時は、1年近くひきこもっていたのに、悩むことなく素直にお願いできたのが、自分でも驚きです。
この時の保険屋さんには大変感謝しています。私をひきこもりから救いだしてくれた人です。この出会いがなかったら、自分はどうなっていたのかと怖くなります。助けていただいて、本当にありがとうございました。
さて、私はその会社でようやくプログラマーとしての道を歩み始めるのですが、それはまた別のお話です。
自分語りの昔話は、まだまだ続きます。
稚拙な文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。