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こんなMSWはイヤだ!


MSWガチャ

「MSWガチャ」という言葉を知っていますか?
親ガチャならぬ、MSWガチャ。
病棟の看護師さんさんたちが、
「〇〇MSWだから、この人帰れるね」
「あ〜、●●MSWだから、可哀想」と言われてしまう、
MSWの経験年数や、実力によって、
患者さん家族への相談支援の質が左右されてしまうという現実。

そうならないように、
支援の質向上のために、後輩育成や、
学びを続けているのですが。。。


今回は、「こんなMSWはイヤだ」というお話を。
実際会ったことがあるわけでなく、
私自身が「こんなふうにはならないように」と
戒めに思っているMSW像です。

どうか、みなさんがこんなMSWとは出会いませんように、、、。


話を聞いてくれてるようで聞いていないMSW

私たちMSWは相談援助職であり、
クライエントの意思・決定・価値を尊重しながら、
相談を進めていきます。

患者さん家族が、悩みや不安を打ち明け、
MSWと一緒に問題解決に向けて、頑張ろうと思っても、

「いやぁ、もう家は無理じゃないですか」
「仕事休んで親御さんの介護をしたらどうです?」

のように、突き放してくるMSWがいたら。
イヤだ・・・。

みなさん、いろいろ考えて、悩んだ上での
相談に臨んでますよね。

なのに、「はい無理」と
話を聞いてくれないMSWがいたら、とても悲しいです。
その患者さん家族の悩みや不安、思いを聞いて、受容して、
一緒に解決策を考えてほしい。

でも、システマティックに退院調整をする風潮の現状では、
患者さん家族を中心に話を聞いて考えてくれるMSWは
少ないかもしれませんね。

転院先の情報提供が乏しいMSW

急性期病院に入院し、必要な治療を終えると、
自宅に帰るか転院するか施設に退院するかの選択となります。
まだまだリハビリが必要な場合や、
医療ケアがあって療養病院へ転院調整が必要な時に、
MSWと出会うと思います。

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