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社会福祉士として病院に就職するには

新卒でMSWとして働き始めて、今年で3年目になります。

職場はMSW30人、全職種3000人近くの総合病院です。関西のそれなりにでっかい病院です。


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皆さん社会福祉士として働くのに、どこを選びますか???


病院、役場、施設(老健、特養、有料老人ホーム)、社協、地域包括などなど働くところは沢山ありますよね。


超高齢化社会の今、引く手数多な医療・介護・福祉の分野だと思われがちですが、実際に社会福祉士はどうでしょうか。


今回は新卒で社会福祉士として病院に就職した際の就活について書きたいと思います。


○まず、私がなぜ病院を選んだのか。

いくつか理由があるので、書いていきたいと思います。

・圧倒的な知識が身についく
まぁ、総合病院だからということもありますが、とにかく扱う制度が多い。。今幾つの制度を使いこなしているのか、本当に数えきれない。役所、高齢者施設、障害の分野、小児どこの分野に転職しても困る気がしません。

・給料が良い
これも病院によるのでなんとも言えませんが、自分の働く病院は役所や中小企業と比べても良いです。施設や社協などはやっぱりどこも低いところが多いですよね。
その分仕事は大変ですが、プライベートの質は上がります。

・病院内でも一定の地位はある
これはとても驚きました。
医者が圧倒的な権力を持っているのは言うまでもありませんが、MSWもある程度の権力はあるんです。

例えば入院患者の退院日を決めるのもMSWが担いますよね。

看護師、セラピストなどと同等に重要視されます。医者が制度や法律で困ってMSWに声をかけてくるなんて日常茶飯事です。
また、病院外の職員(ケアマネジャーやサービス事業所)からもとても頼りにされ丁寧に扱われます。

・土日祝日休み
MSWとして働くと、土日祝日休みのところは多いです。毎週二連休があるのは正直重要なポイントです。

今思い浮かんだ、これだけ見てもなかなかすごいことですよね。

この職種でこれほど重宝されて、給料もそれなりに保証されるのは珍しいのではないでしょうか。

○倍率ってどうなの??

社会福祉士として病院で働けるのは実は狭き門です。
これは実際に自分が就活して感じたことです。

自分の病院は最終的に4人採用となったのですが、一次試験では30人以上いました。

まぁ、とにかく人気な病院だったというのもありますが、それにしても異常ですよね。

○面接内容
筆記試験(国語、数学、理科、社会)に加え、その後何回か面接がありました。面接官は一番多いときで、15人いました。。。

筆記試験はそこまで重要ではないでしょう。
ポイントは、とにかく元気よく、明るく面接に挑むこと。笑顔であること。今まで真剣に打ち込んだことを話すこと。粘り強く根性があることを示すこと。

これくらいです。みんなが話すような綺麗事を言うのはやめましょう。卒論で何を書いたか、そんなことはほとんど印象には残りません。

面接が終わった時に、印象に残った人でありましょう。

○色々な病院に出願しよう。併願をしよう。
私は大学での就活で「一つの場所しか出願してはいけません。落ちてから次の場所に出願しましょう」でした。

医療福祉の分野では多いようです。

全くくだらない話です。国試にも悪影響です。
こんなの無視しましょう。これは大学の印象をよくするためです。内定辞退を減らすためです。周りでこれに従っていた人は皆希望でないところに就職していきました。自分の人生です、自分で決めましょう。

私は大学には黙って、条件が良い病院5カ所に一気に応募しました。笑

ばれる要素は全くありません。言わなければよい。笑

結局1個目の第一志望に受かったので、ほか全部にはメールでお断りの連絡をしました。

病院で働くとは大変なことですが、ほんとに社会人になりたくないと思い続けていた私でもなんとか働いています。
就活では学生だけでなく、社会人も多くいました。競争率は病院の職種の中では1、2を争うところが多いと思います。すごい雑に書いてしまいましたが、コメントで質問いただければなんでも答えます。

なんでも聞いてください。


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