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音と数字 100

デシベルという単位はお聞きになったことがあると思います。

音の大きさを表すdB(デシベル)ですが、Bの方はアレキサンダー・グラハム・ベル、あの電話の発明者のベルに因んだ名称です。

dのデシというのは10分の1という意味で、dBは対数で表せる音の大きさの単位ということになります。

絶対的な音の大きさを言い表すデシベルは人の聴覚も加味されていて、0dBはゼロではなく、人が聴こえる最も小さな音の大きさから始まります。

100dBというとガード下での電車の通過音や工場内で大きなタービンが回転する音の大きさです。
まあ暴力的な騒音と言っても良いでしょう。

そこから逃げ出したくなるほどの大きな、そして生理的に受け付けられない大きな音です。

ところが、同じ100dBでも、大きな滝の滝壺の音はどうでしょう?

わざわざ山道を2時間も登って、清々しい滝に着き、その滝壺のそばでお弁当を広げておにぎりを食べたりします。

同じ100dBの大騒音なのに人工音、直接音はそこから逃げ出したくなる一方、自然音ならばわざわざそこに近づいて、お弁当が食べられてしまう。

この違いは一体何なのでしょう?

私たちの生活の場も同じことが言えるのではないでしょうか?

人工的な刺激音に囲まれて生きるのと、自然な音の広がりに包まれて生活するのではまるで違ってくると思いませんか? 

人生の質が。

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