政治の知識0から、10ヶ月で首相にあった話。

■政治ってなに?

投票?興味ない。

参政権が18歳から付与され若年層の政治参加が話題になった2016年、20歳だった僕にも当然選挙権が与えられましたが、興味ないと言うか知らないから何したらいいかわからない。

政治なんて遠い存在。総理大臣が好き勝手やってるんでしょ。

自分が声を上げたところで変わらない。そう思っていました。

そんななか、なんとなく安定しているから公務員を目指している僕は、ある人に出会いました。

その人は同じ大学の経済学部の同級生で、経済学部と法学部の学位を同時に取るプログラムに参加していました。

彼は後に参加することになるインターンの事務局側の人間で、将来のキャリアを強く意識する、当時の僕に取っては珍しい存在でした。

■圧倒的なバイタリティ

僕は公務員になりたいんです!

インターンの説明が終わって雑談をしていた時にそう言われました。彼は、明確に自分のキャリアを捉えて何をすべきかを考えている学生でした。

そんな彼を見て僕は

意識高い系やな

と思いました。この言葉は個人的に嫌いですが、価値観を押し付けてくる感じがなんとなく不愉快で、そう感じました。
ただその一方でそんな彼に触発された自分がいました。
自分と同じビジョンを持っているのに、考えている範囲が違う。なんとなくそれに悔しさを感じました。

また、彼は政治や行政の知識に博識で、自民党学生部に入って議員の方と共に政治のリアルな世界を勉強していました。

■インターンを終えて

昨日の投稿で触れましたが、彼に紹介されたインターンは僕を行政や政治の業界にのめり込むキッカケになりました。
※僕が公務員に魅力を感じた理由
https://note.com/msssssa/n/n28a8ded91903

また成り行きで、僕は彼と同じ学生部に所属することになり、議員の方からリアルな生きた政策案や意見に触れる機会を得ました。

そしてどんどんのめり込み勉強するなかで、僕に学生部副部長就任の話がでて、彼より先に副部長に就任しました。

■首相と会う

そしてその年、自民党の党大会(1年に一回開催される政党大会)に兵庫県学生部代表として招かれ、党大会と後の立食パーティーに参加しました。
そこには安倍首相をはじめ、麻生副総理、菅官房長官、石破茂元地方創生大臣など、名高い国家要人がおり、会話をしました。

あの時間違いなく、国内で1.2を争うセキュリティが高い空間にいたと思います。笑

パーティーを終えて、渋谷駅に私用で向かった時、大きなデジタルサイネージに自民党大会の様子が映されていました。

当然ですが、自分がこれまでいた場所が即ニュースになっていた光景を見て、すごい場所に来たんだなと実感しました。

■結論、政治は遠いものじゃなかった

冒頭でも書いていたとおり、

政治なんて遠い存在。総理大臣が好き勝手やってるんでしょ。

と思っていましたが、

しかし、この経験を経て
『政治って、意外と近いな』と感じました。

必ずしも近いものではありません。
しかし、参加をする姿勢を取れば、その門は広く開かれていると思います。

これは当然で、自分の生きるこの国を考える政治に参加するのに、国民である僕やあなたに門が開かれていないわけがないのです。特に若い世代は、政治参加率が低いので歓迎されます。

そして、もちろん1票で世の中は変わりません。

ただ、1票に価値があるのではなく、その1票をどのように考え、この国と地域の未来を見据えるかに価値があると思います。

また自ら変えたいのであれば、被選挙権制度があり、自分で変える権利が与えられています。

自分の1票を、この国の未来を考えることのできる権利を持っていると捉え、今後も考えていきたいと思います。

真面目な終わり方っ!!笑





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?