木﨑賢治『プロデュースの基本』

沢田研二、アグネス・チャン、吉川晃司に槇原敬之、BUMP OF CHICKENとそうそうたるアーティストをプロデュースし、今なお進化する音楽プロデューサー木﨑賢治さん。
阿久悠や平尾昌晃、松本隆などの名クリエイターと仕事をしてヒットを連発させる中で培われたセルフマネジメント寄りな仕事術の一冊です。
体験談を聴くような文章で、誰もが知るところの名曲を木﨑さんがプロデュースする背景も興味深いし、成功も失敗も語られている飾らなさに木﨑さんの人柄が伝わります。
音楽業界だけの話と思ってはいけなくて、どんな業種であっても人とは関わりあうし、大小問わず何かしらは必ず成し遂げて行くという観点からも自分で自分をプロデュースする目(意識)は大切であり、とても参考になることが多い。
クリエイティブな仕事を志す方にはこの実践で裏打ちされた内容を是非ともお読みいただきたい半面、一気読みした個人的なところとしてはあまり多くの方に読まれて欲しくもないくらいです。


ここで少し読めます。
https://shueishaintbooks.com/m/mebb4a1e02fb8

木﨑賢治『プロデュースの基本』 (インターナショナル新書) https://www.amazon.co.jp/dp/4797680628/ref=cm_sw_r_em_apa_fabc_LDY0FbADC9E9E?_encoding=UTF8&psc=1

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