頑張れ日本(バレーか 笑笑)

私には好きな監督がいます。WBC日本代表監督栗山英樹監督だ。日本ハムを日本一に導き、「育成して勝つのでは無い、勝って育成するのだ」という言葉が非常に私の中に残っている。もちろん、当時メジャーリーグ挑戦を公言していた大谷翔平を指名し「二刀流大谷翔平」に導いたことも忘れてはいけなかった。「お前は記録に残る選手ではなく、記憶に残る選手になれ」。元教員ということもあってか簡潔且つユーモアのある表現を使い選手を導いてきたのではないかと感じた。また、日本ハム監督就任前に講話を聞いたことがあるがとても面白かった。(かなり前になるので内容は記憶にないというところ)簡単にいうと話がうまいというのもある。

さて、日本では「負けて学ぶ」という考えの方が圧倒的ではないだろうか。そんな中「勝って育成する」という考え方は少し異質に感じる。しかし、この後者の考え方は海外ではごく普通の考え方である。「勝つことでしか学べない、だから勝ち続けるしかないのだ」勝負への身を焦がすような執着心がその一試合の強度につながっていると個人的には考えている。両者によいところがあると思うが後者の方がより好感が持てる。

今回のWBCメンバーは過去最強との呼び声も少なくない。しかし競技レベルも年々上がり続けていること考えると対戦国との戦力バランスがどうかというところだと思う。「栗山ノート」という本の最後に「学び続けていかないと頭が固くなってしまう。学ぶことによって視野が広がり、柔軟な発想が生まれ、たくさんの選択肢が持てる」という言葉がある。常にアップデートする姿勢が今回のWBCでの成績に繋がってくれると信じている。頑張れ日本。

#野球が好き

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