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みつもりりっく

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詩集になります。歌詞も合わせて投稿しています。
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#歌詞

朝が焼ける

好意を疑う 耳鳴りがする 本質は変わらない それ以外が変わる それが複雑だ 誰にも定義されないよう できることはする わざとらしく 書き損じのまま 別の世界に 生きているような 君の自信が 僕を旅人にさせる 雷の日に 不透明な夜に 神経が震える またねと言うから また次がある それだけに救われて また期待を持って 息を整える 不安をよそに追いやるよう できることはする わざとらしく 書き損じのまま 見える景色は 同じはずなのに 君の瞳は 僕をとらえないでいる 昼

手錠

僕は逃げたい 森から逃げたい 予言されたい 愛される日が来ると 次が読めない 保護すらされない 予言されたい 這い上がる日が来ると 終わりに終わりを告げ ここを裂け目にしよう 手錠の鍵を開けて 外の世界へ行こう 過去が暴れて 手懐けられない 予言されたい 抱きしめる日が来ると 次が読めない カオスな信条 予言されたい 手をつなぐ日が来ると 終わりに終わりを告げ 治る裂け目にしよう 手錠の鍵を開けて 夜が飛び立つ前に すれ違う人の顔がない 取り憑かれ始め

万有引力

君のバカみたいな引力に 惑う僕を鼻で笑うかい 鎖でつながれた犬のように もうどこへも行けないんだ 僕に与えられた能力を 君は未だ知らず笑ってる それはそれとして置いておいて 僕のところにおいでおいで 君がいなければ始まらないよ 僕のストーリー 不確かな夢から目が覚めて 君が隣にいないことを知る 子供のちょっとした上の空で 空に浮かんで消えてくバルーン 過去が未来に見えたのは初 君はどこで何をしている それはそれとして置いておいて 僕のところにおいでおいで 空を愛でる

愛しかないじゃないか(みつもりりっく)

判断だけはせずに 判断したらしたで 誰かのせいにする そんな茶番は終わりだ 決断だけはしない ズルズルどこまでもいく 誰かのせいにする そんな茶番は終わりだ 仮病だけは得意さ 都合のいい話さ 夢だけを見て 現実は見ない そんな茶番は終わりだ 愛を求めているのに 素直になれない ただ寂しいだけなのと 言えないまま 月日が流れる 愛しかないじゃないか 狭くなりそうな心 広くするのが仕事 人目を気にして制御 しないのが僕の仕事 自覚だけがないまま 自覚だけがあるまま 愛し

ぶち抜けジロー!

「激しいエレキの音が聴こえてくる」 「きれいごとだけじゃ生きていけない」 「きれいごとがなくなったら生きていけない」 「夢や希望を忘れたくない」 「夢見る人間をやめたらどうなるってんだ」 「夜中に食うラーメンの味を覚えていますか」 「希望の味がするあの味を」 「立ちくらみから始まるラブストーリーなんてあるわけないじゃない」 「夢を見すぎよ」 「うるせえ 祭が終わったところで 誰が責任取れるってんだ」 「ぶち抜けジロー!ぶち抜けジロー!慌てずに走れ!」 「四歩下がって五歩進

Libido

どこにもないから困ってる Libido ユング返事してくれない 水没したら変死です 何もかもが怠い気がする それは睡眠不足かもね 朝なんて来なければいいのに 運が逃げてく運命 ずっと眠っていたいのに どこか起こされたい はやく死んでしまいたい 同じ気持ちだねと 言える人がいたらいい どこにもないから困ってる Libido バックアップ繰り返して 埋葬すればホトトギス 幸先の悪い墓場だ 天気予報のアプリ消したい 人真似で気持ちよくなれたら 多少マシかな人生 ずっと

放課後ってなに?

そのときにしか書けないリリックがある ぼくがミルク珈琲を飲んでるのも 今という現実を忘れたいからだ 奇をてらった言葉を書きたくなってきた 何にもしたくないという事をしたくなってきた 牛ハラミだけを食って過ごしたい この日常 即興するように 生きていきたい 卒倒するような 経験したい この世界からお金が消えたとしたら だれがぼくのヒーローになるかなって 考えた 現実を忘れたいために 「放課後」ってワードを検索かけた夜 言葉にしたくないという言葉物語っている 考える人に

五感deダンス

ああ 頭がくらくらする 排水口に吸い込まれそうだよ 僕のドラマには君がいて 現実に紙吹雪撒く 網膜が剥がれそうな明け方 脱ぎ捨てられたスニーカー 海馬が血走ったまま 僕のいう愛と 君のいう愛が 同じだったらいいのにね ああ グラスに滴る汗 細胞達がスクランブルする 僕のドラマでは君がいて 本能に火を付けてくる 鼓膜が破れそうな踊り場 いつまで歌うスピーカー ネオンを散りばめた街 低気圧からは 逃れられなくて 誇大妄想はかどるね 僕のドラマには君がいて 素面でも

琥珀色の街

花を愛せるような人と 影を並べて歩いた 夕暮れの坂で袖が触れて 月の明かりが照らす窓辺 君の忘れた花瓶が 物憂げな気持ち加速させる あの頃のまま 栞は時を止めている 琥珀に染まる横顔 忘れられない 花の匂いを吸い込んで 君を思い出す 夕立がこの街のすべて 洗い流す前に 君と過ごした日々はまるで 夏のお祭りみたいで 退屈は風に吹かれ消えた 不意の口づけ つなぐ手と手 角を曲がれば僕らの 夢続く巣箱 ドアを開ける カーテンゆれる ページをめくる方法は どこにも書いてな

その笑顔に悪はない

大丈夫 君を見捨てない その笑顔に悪はないと 僕は痛いほど知っている 君のちょっとしたいたずらな態度 君が受けた仕打ちを凌駕する その柔らかな瞳 気付いていないかもしれないけど 春に咲く花のように健気だね 大丈夫 君を見捨てない その笑顔に悪はないと 僕は痛いほど知っている 君のちょっとした嘘つきなところ 君が受けた仕打ちを凌駕する その逞しい心 気付いていないかもしれないけど 春に咲く花のように可憐だね 絶対に 君を見捨てない その笑顔に罪はないと 他の誰

君がいる(mellow wave_demo)

君だけ見ていたい 君の中に Ah すべてある 明日さえ忘れる 暗闇 果てしなく 手足も 見えない 安楽 追い求め 海の底 焦りが渦巻く 何かをしないと 君を見つめていたい また会いたい Ah 君といる それだけでよかった 時計は 小刻みに 脈打ち 僕らの 心臓 引き離す 淋しいな いろいろ責めたり 責められたりして 何も起こらぬ日でも 騒がしくて Ah 君がいる それだけで幸せ 君を見つめていたい その温もり Ah これからもそばに

宝探し

今日も誰かの代わりに自分を傷つけた 今日も自分の代わりに誰かを傷つけた エネルギーが行き場をなくして アレルギーが体を襲った 誰にも見向きもされなかった 泣いた日々から 誰かが私を見つめながら 笑う日々へと 今日も誰かの代わりに誰かを傷つけた 今日も弱者のふりして誰かを傷つけた エネルギーが行き場をなくして アレルギーが体を襲った 誰にも理解をされなかった 泣いた日々から 誰かが話を聞いてくれる 優しい日々へと 今日も他人が作った希望に傷ついて 今日も自分が作った

「永遠の陽射しの頂」

古き良きの古きを知らず 風紀乱すだけの世界線 こんなはずじゃなかった なら、どんなはずだったらよかった やりたいことやったもん勝ちかもって 思えば思うほどガチガチでもって 何事にもガチになれず 「転がる石には苔が生えぬ」 君だったらどう捉える? 時計の針は胸を衝き 窓の外には弓張り月 悪さが悪さになった 籠の中の鳥になった わりとなんでもある でも何かが足りない 世界を貫く槍がない 何のやり甲斐もない 飛び方教えてくれよ でもやっぱりいいや 自分で探してみるよ 埃まみれの

I LOVE YOUを信じられない

I LOVE YOUなんて軽々しく言わないで 嘘であるという証明がすぐにできるから I LOVE YOUなんて軽々しく言わないで 勘違いさせるテクニックでしょ I LOVE YOUと言う割には あなたはまだ私のことをよく知らない I LOVE YOUと言う割には あなたは私のことを好きではない I LOVE YOUを信じられない 愛してるとはニュアンスが違うから I LOVE YOUを信じられない 乙女の純情を弄ぶには破廉恥 I LOVE YOUなんて軽々しく言わないで