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朝が焼ける

好意を疑う
耳鳴りがする
本質は変わらない
それ以外が変わる
それが複雑だ

誰にも定義されないよう
できることはする

わざとらしく
書き損じのまま

別の世界に
生きているような
君の自信が
僕を旅人にさせる
雷の日に
不透明な夜に
神経が震える

またねと言うから
また次がある
それだけに救われて
また期待を持って
息を整える

不安をよそに追いやるよう
できることはする

わざとらしく
書き損じのまま

見える景色は
同じはずなのに
君の瞳は
僕をとらえないでいる
昼下がり、風
落としたら割れる
唇が震える

別の世界に
生きているような
君の自信が
僕を旅人にさせる
雷の日に
不透明な夜に
神経が震える

落としたら割れる
唇が震える

苦しいからこそ、もうちょっと生きてみる。