見出し画像

運動不足が原因で毎年死者が出ているってホント?

生活習慣病の予防の話をすると、たいてい話題になる【運動不足】。
「とは言っても時間がないし…」、「ジムに行っても続かない」と後回しにされる方も多いと思います。しかし、実は運動不足が原因で毎年5万人の死者数が出ているのです!
以下のデータは少し古いものではありますが、驚きの人数です。また、運動習慣のある者の割合を年齢階層別にみると、男女ともに20代〜40代の働き盛り世代で割合が低いと厚生労働省の調査でわかっています。

引用:THE LANCET日本特集号(2011年9月)日本:国民皆保険達成から50年「なぜ日本国民は健康なのか」図3https://www.jcie.or.jp/japan/pub/pdf/1447/s1.pdf

では実際に1日の運動量の目安はどんなものがあり、生活に取り入れやすい簡単な運動はあるのかをご紹介します。特に有酸素運動は、内臓脂肪の減少にも効果的なので、ぜひ試してくださいね。
また、いきなりガッツリ運動する!と思ってもなかなか継続が難しいので、「今より10分多くからだを動かそう」と柔軟な思考が重要です。10分であっても、体を動かすだけで健康寿命を伸ばせます。

■+10分の運動
10分歩く
階段を使う
座っている時の腹筋運動
ゆっくり座ってゆっくり立つスクワット
ストレッチ
家族や友人とピクニック、外出毎日10分歩くことが難しくても、週に2回30分のウォーキングなど、自分に合った方法で継続していきましょう。また、運動が苦手な人には家事をするのもオススメです!
運動強度(メッツ)で見てみると、ウォーキングするのと掃除機をかける、風呂掃除をするとかも同じくらいの運動量に!
参考:https://sports.go.jp/tag/life/mets.html#an01

また、ある程度「今日運動してないな」と気付くことも大切です。自分の環境や生活を振り返り、いつ、どのタイミングで取り入れたら継続しやすいか?を考えていきましょう。今から少しでも長く「動く」ことが健康寿命を延ばすことに繋がります。健康寿命を延ばすことは自身の健康だけでなく、巡り巡って医療費や介護給付費用を消費する期間が増えます。実際に国自体も健康寿命を延ばすためのプロジェクトを行っており、自治体レベルの取り組みが今後必要という声もあります。
 運動はメンタルに影響を与え、人の気持ちを前向きにさせます。自分にできる運動をまずは始めてみましょう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?