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お正月明けの生活習慣改善ポイント3選

年末年始は食べたり飲んだりする会食の機会が多く、普段節制している方でもコントロールが乱れやすい時期です。その食生活が習慣化していませんか? お正月に怠けてしまった食生活を改善するためのポイントを3つご紹介していきます!

✧ お酒の飲み方

「勧められたら断れなくて・・・」「年に1度だし」とついつい飲んでしまいがちなお酒の場。年末年始に限らず、健康のために以下の3つは頭に入れておきましょう!

① 空腹にお酒は避ける 
まずは乾杯…といきたいところなのですが、空腹時にアルコールを摂取すると、吸収が はやすぎて体への負担が大きくなります。アルコールの血中濃度が急速にあがり、肝臓で 処理しきれなくなります。飲むなら「食べて飲む」。食事と一緒に、ゆっくり飲むようにしましょう。おかず・おつまみは脂質を減らして、ビタミンの多い温野菜やお浸しなどを。

② 酒1に対して水1を飲む 
アルコールの代謝には多量の水分が必要です。水分が足りていないとアルコールの血中 濃度が上がり、中性脂肪が増えやすくなります。つまりどろどろ血になってしまいますので、 お酒を飲むときは同量の水分を摂るようにしましょう。砂糖なしの炭酸水(※甘い飲み物は ×)は満腹感が得られお酒をセーブすることができるため特にオススメ。 

③ 飲酒の適量の意味を知っておく 
飲酒の適量は純アルコール量でいうと1日に平均 20g。これは、「ビール中瓶1本」「日本 酒1合」「チューハイ(7%)350ml 缶1本」「ウィスキーダブル 1 杯」などに相当します。これ は「飲める・飲めない」ではなく、肝臓で体への害が出ないよう処理できる量です。 女性・高齢者、アルコールに弱い方などは肝臓の処理能力が低いので、基準より少なめ に飲んだ方が良いと言われています。また、カロリーや糖質が低くても(なくても)油断禁物!ア ルコールの摂取自体が、肝 臓での糖質や脂質の代謝をストップさせてしまいます。そのため、お酒自体のカロリーとは 別のルートで太ったり、尿酸値をあげる原因になってしまいます。

✧ 適度な運動

生活習慣病の原因の1つに運動不足があります。年末年始は特にだらだらと過ごしてしまい、そのまま運動しなくなってしまう人が多いです。生活に取り入れやすい運動は、ウォーキングは1週間に60分程度、ジョギングは1週間に40分程度とされています。毎日10分のウォーキングや週に2回30分のウォーキングなど、自分に合った方法で継続することが重要です。運動習慣をつけていきましょう!
その他、生活の中で簡単に取り入れられる運動については、厚生労働省が『健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)』で分かりやすくまとめています。

✧ 良質な睡眠 

慢性的な睡眠不足は、日中の眠気のほかに意欲低下や記憶減退を引きおこします。それによって肥満や糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病となる要因になります。たとえば、寝不足(4時間睡眠)が2日連続になるとホルモン分泌の影響で食欲が増大することがわかっています。
筑波大学のプレスリリースでも発表されていますので、興味がある方は参考にしてみてください。
寝不足はダイエットの敵~睡眠時間が足りないと甘いものがほしくなる理由~(2017.1.10) 

✧ まとめ

  ✓ 酒はほどほどに(適量) 
  ✓ 自分に合った適度な運動を
  ✓  寝る時間をしっかりとる
以上、気を付けていただきたいポイントでした。
「食べ過ぎた」「飲み過ぎた、、、」そんな日の翌日は胃腸を休め、座りっぱなしにならないよう 散歩に出たり、ストレッチをしたりして、なるべく動くようにしましょう。


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