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金色ライカ

今回の題材はLeica M-E (typ 220)


簡単に言うとフルサイズのCCDを搭載したライカM9の亜種で、
フレームセレクトレバーとUSB端子が無くなり見た目が少し違います。


タイトル上の画像は加工後なので、元はこんな感じです。
(貼り革は赤に変えてます)

210206 ME塗装剥し02

型番表示が無い事と赤バッチが有るところは私好みだったのですが
この特別色が好きになれませんでした。
(貼り革でイメチェンしようとしたけどダメでした)




なので、ブラックペイントかブルーイング(黒染め)をします!




ブラックペイントは普通のM9がそうなので説明不要だと思いますが、
経年劣化で角の真鍮がむき出しになってるとことかカッコイイですよね!


ブルーイングというのはモデルガンなどの表面を薬品で黒く変化させるやつで、要約すると表面を黒錆びで覆う表面処理のことらしいです。
モデルガンは鉄ですけどM-Eは真鍮なので実際にテストしました。

210206 ME塗装剥し01

真鍮の定規の端だけクリアを削り落として、パティーナ ブラックCを塗布してみました。
色は焦げ茶で少し下地が透けています。
強度は爪で擦ってもビクともしない感じでした。
色は薄いですが後で傷がついても補修が楽そうなので悪くないなという印象です。



どっちの処理にするかは未定ですが、理想はこれかこんな感じ


なんて思ってたけど、
いざ塗装を剥いてみたら真鍮の地のままでもかっこよかったので暫くはヘアライン処理した真鍮無垢のままにしておくことに



クリアも吹いてないからそのうち金色から真鍮のアンティーク調に変わっていくでしょうけどそれもそれで有りかと。

このまま使うのか、また一皮剥いでクリアかブラックを吹くのかはまたいずれ決めます。



という訳で今回はこれで終わり。

続く

210206 ME塗装剥し12





2021/03/29 追記


結局、
貼り革を黒に変えただけで満足してしまったので多分このままで使います。


真鍮無垢は多少光沢が減っただけで、黒錆も青錆も出てません。
真鍮は長時間水に濡らすと錆びるらしいですが手の脂や汗程度じゃ
問題無いみたいです。




それでは


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