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好きな仕事なのに何がしたいかわからなくなってた私が、やりたいことを取り戻した話

小さい頃からの夢だった保育士の仕事に就いて早10年。
長年同じところに勤めて仕事がルーティン化してしまい、保育士として何がしたいかが最近わからなくなってしまっていたのだが、ポジウィルに出会い、仕事の中でやりたかったこと、理想の保育観が見えてきて、また仕事へのやる気が戻ってきた。

「自分が何をしたいかわからなくなった」
「変わりたいけどどう変わればいいかわからない」

そんな人にどうやって気持ちが戻ってきたのか、また仕事だけでなくプライベートにも影響があったことなどをお伝えできればいいなと思う。

ポジウィルに出会うまで

まずは私の経歴から。
4年大の教育系学部を卒業してすぐに入った保育園、そこで10年ずっと正規職員の保育士として働く。
5年目あたりからはリーダーとしてクラス運営もし、周りからも「先生のクラスは意見が言いやすくてやりやすい」と評価をもらい、何も不満もなく順調に働いてきているつもりだった。
ところがここ1,2年、「このままずっとここで同じような生活が繰り返されていくのだろうか…」という思いが現れるようになり、「かわりたい」という気持ちが強くなっていく。
でもだからと言って何を変えたらいいかわからず、「住む場所を変えよう」➡︎「職場も遠くなるし近いところで転職かな」➡︎「どうせ変えるなら全くの未経験職だと何もかも変わっていいかも!」➡︎「お昼にランチに出るOLしてみたかったんだよな〜」と迷走していく私の思考回路。
しかもそれとは別に、「今の職場は仕事内容も人間関係も給与面でも不満はない。なのに転職ってもったいなさすぎない?」という思いもあり、自分の中で自分の考えの板挟み状態になってしまってモヤモヤ…。

そんな時に色々検索して出てきたのが「キャリアコーチング」という言葉だった。
転職エージェントだと「転職自体迷ってるのに」と相談しづらかった私にはピッタリの相談先だと思って、ポジウィルともう一社無料カウンセリングを申し込んでみた。
初めて無料カウンセリングを受けた別のところは何を話せば良いかわからないで無言になる時間も多く困ってしまったが、ポジウィルは一つ話したところへ細かく質問してくれるので何を考えれば良いかわかりやすく、話しやすかった。
また、「今そこで止まってしまってるのがもったいない、背中を押してあげたい」と言われて押されたい!と思ったというのも理由である笑

トレーニングスタート!

そして、トレーニングが始まった。
毎回さまざまな角度から自分の仕事だけでなくプライベートのことまで「どうしてそうなったのか」を考えていくことで、迷走して絡まり合ってた私の思考回路が解けていくようだった。

担当トレーナーの大木さんから優しい口調で「何でそう思うんでしょうねぇ」の言葉が出る時はいつも、
「何でって…だってそれが当たり前だから…」みたいに思ってたことに自分なりの理由があったり、思考の癖でそう思いこんでただけだったりして、自分のことなのにすごく発見があって楽しかった。

特に仕事理解ワークでは、自分がやった保育について深掘りしていくことで、ふわふわしたままだった自分の保育へのこだわりややりたいことがはっきりしていき、「やりきった」と思ってたけど全然やれることがまだあったことに気づかされた。
私は全然やりきってない。

「自分で考えて、自分で決めて、決めたことについては自分で最後までやってほしい」

子どもたちにその想いはまだまだ伝わっていない。そう思った。
ここで「他業界へ転職すれば何かかわるだろう」と特にやりたいこともなくなんとなく思ってただけの気持ちを払拭することができて、せっかくの保育への気持ちを無駄にせずに済んだ。
「何も変わってないなんてだめだ、成長しなきゃ」「変わるには何かを変えないと」と思っていたけど、
何かを無理に変えようとしなくていい。自分の本当の思いを知るだけで、意識が、行動が、自然といい方へ変わっていく。
ボランティアや習い事など、仕事じゃないところで何かしたいの気持ちを埋めることができるんだと世界が広がった感じもする。

仕事のことだけじゃない。プライベートでの考え方にも変化が出てきたのが驚きだった。周りのことを気にしすぎないようになったのだ。
もともと基本的に「自分なんか」の気持ちがあり、友達や彼氏でも「私の誘いは無理して来てくれてる」と思っていたから「本当にいいの?」「楽しい?」と聞きすぎて逆にイライラさせるという悪循環に陥ってたのを、
「課題の分離」の考え方を知って

「自分は自分の課題のことを考える。自分の気持ちを無視しない。それで相手がどう思うかは相手の課題だから私は立ち入らない」

と思いながら誘いかけることで、本当にいいかと確認することが減ったし、そうすると表情がちゃんと見えるようになって、楽しそうとか気にしてなさそうとか相手の言動を素直に受け取れるになってきた気がする…のだ。
「気がする…」なのはリアルなところで、そう簡単に今までの思考の癖が完全になくなりはしない。しかし、「思考の癖にハマっている可能性がある」と思えるようになっただけでもすごいことだと思う。それだけで気持ちが楽になったりする。切り替えられたりする。ずいぶん生きやすくなった気がするからだ。

まとめ

ポジウィルキャリアでの体験は、私にはすごく価値のあるものに思えた。
自分のモヤモヤをはっきりと言葉にしてくれる。相談にも一緒に考えてくれるけど、基本的には「私自身がどうしたいか」を考えさせてくれるので、「こう言われたからそうしよう」と人のせいにするのではなく「自分で決めたことだから頑張ろう」と思うことができる。
また、「自分はどう思うか」を何回も考えることになるので、自分のことなのに新しい発見がたくさんあって面白いと思えた。

今までなんとなく生きてきたので今後の展望など考えてもなかった私だが、

◎まずは今の保育園で、今回見つけた自分の「やりたい保育」ができるかどうか今年一年試してみる。
◎そのためにも「やりたい保育」をするためにはどうしたら良いかの勉強もしていく。
◎もし今の保育園だと満足にできないなら他園への転職も考えていく。
◎それとは別に、「保育でも生活でもないことをしたい」の気持ちも大切にしたいので、色々な教室や習い事などを試して楽しいことを見つけていきたい。

と、たくさんの展望ができた。

「自分のことがわからない」
「今後どうしたらいいかわからない」
「相談しようにも何が何やらわからない」
というわからない尽くしで自分のことが言葉にできない人にほど受けてほしいサービスだ。私はそのわからないを全部言葉にすることができた。言葉にできると解決策も見つかってくるものである。


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