ハンコのヒーロー

息子と一緒に、映画『スーパーヒーロー戦記』を見てきました。毎年恒例の仮面ライダーと戦隊モノのアレです。

今回の作品は歴代の仮面ライダーと戦隊がたくさん出てきて一緒に戦うという大盤振る舞いで、こっちの世界もついに48とか46とかの時代なんだな(笑)と笑ってしまいました。とにかく華やかで賑やかで面白かったです。

さらに、9月から始まる新しい仮面ライダー『仮面ライダーリバイス』の映画作品が23分もおまけで上映されるという大サービスがあって、そっちもかなり楽しめました。リバイス、面白そうです。

ただ、とても驚いたのが、この新しい仮面ライダーは「ハンコ」を使って変身するということ。どうやら悪魔と契約をするという設定らしいのだけど、その象徴としてベルトにハンコをセットし、ポーズをきめたら巨大なハンコが降りてきてその中で主人公が仮面ライダーに変身するという設定になっていました。敵と戦っている最中に装備を変えてパワーアップする時にもハンコを押します。しかも、敵のキャラクターも一般人がハンコを持つことで怪人になってしまうようでした。おまけにエンドロールでも役者さんの名前がハンコによって描かれていて、もうあちこちにハンコだらけでした。

脱ハンコを進めている者としては、(悪魔と)契約するというと、今でもやはり「ハンコを押す」という行為で表現するんだなぁということに軽く敗北感を感じました(笑)。ちびっ子たちの間でハンコが流行るのは間違いないでしょう。ハンコの描かれ方を学ぶためにも、来期の仮面ライダーは見逃せないかもしれません。

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