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個別化の特徴・仕事選び・他の資質との相乗効果【ストレングスファインダー】

Gallup認定ストレングスコーチのしずかみちこです。
このnoteは、ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)の各資質について解説したものです。

私はコーチの資格取得後、400人もの方々にストレングスのインタビューをすることで、本やレポートに書かれた資質の特徴には収まらない資質の奥深さに触れてきました。
私が知った資質の奥深さについてお伝えするために、ブログにてストレングスファインダーの資質解説をしています。

そしてこのnoteでは、ブログには書けなかった、資質と他の全資質との組合せについてを載せています。

ブログの資質解説はこちら↓


このnoteの特徴

このnoteの特徴

このnoteは、就職活動やゼミ活動など自己PRをする必要がある人が、自分のストレングスファインダーの結果から自分の強み=アピールポイントを見つけるヒントになることを願って書いています。

具体的には、その資質の「仕事選びのポイント」「苦手なことと対処方法」「他の資質が連携した時の特徴」を解説しています。

・「仕事選びのポイント」では、その資質をお持ちの方が力が発揮しやすい状況がわかります。自分に合う組織を選ぶ時の参考にしてください。
・「苦手なことと対処方法」は、自分の短所を説明するときのヒントにしていただけます。
・「他の資質との組合せ」では、資質と他のそれぞれの資質の相乗効果による特徴を一行で表現していますので、自己PRに使うエピソードを思い出すヒントにしていただけます。

※自己PRについては、こちらのnote(無料)も参考にしてください。



このnoteの使い方

このnoteの使い方

このnoteを自己PRで使うにあたって大切なのは、ここに書いてあることを丸写しするのではなく、自分の経験を反映させることです。

下記の4ステップで試してみてください。

1. このnoteを読んで「わかる!」と思ったところを抜き出します。

2. 「わかる!」と思ったところについて、なぜそういう風に思うのかを考えます。

3. 自分の行動に具体的に反映された経験を思い出します。

4. この先どうやって活かしていくかを考えます。


具体例を挙げます。

例えば、共感性と調和性が連携すると、「誰もが穏やかな感情を保つことができるように、居心地のいい場を整えること」ができるのですが、これを自己PRに使うとするとこうなります。

「(1) 私は、誰もが穏やかな感情を保つことができるように、居心地のいい場を整えるように常々心がけています。
 (2) それは、怒ったり悲しんだりしていると本来の力を発揮することが難しいと考えているからです。
 (3) サークル活動の場でも、怒っていたり悲しんでいたりする人がいたら、積極的に声を掛けて話を聞くようにしてきました。話を聞くことで感情を整理してもらうことができ、チーム内に波風が立ちそうな時もすぐに落ち着くことができました。
 (4) 今後も、皆の話を積極的に聞くことで、チームに居心地のいい場を作るようにしていきたいです」

ストレングスファインダーの本についているテストでは、TOP5の資質しかわかりませんが、実際は8〜14個の資質が強みとして存在します。
このnoteでは運命思考+共感性、運命思考+達成欲など、一つ一つの組み合わせを書いていますので、自分のTOP5以外の項目もご覧になり、あてはまるところがありましたら、そちらも活用してください。 

本音を言うと…

クリフトンストレングス(ストレングスファインダー)とは何か (10)

ここまでは「それっぽく」書いてみましたが、このnoteを書こうと思った本音は他にもありまして。

本当は一番言いたいことは、「ストレングスファインダーはレポート見るだけで分かるほど、底が浅いものじゃないんだよ!」ということです。

資質の使い方は100人いれば100通りなので、テストの結果を見るだけで「あなたはこういう人です」なんて言えないんです。

テスト結果だけで判断しようとすると「A型は真面目です」「双子座は社交的です」という占いと変わらなくなってしまいます。

私のストレングスファインダーのセッションを受けてくださった方は「まさにこれが俺です!」「自分のことがクリアにわかりました!」「私という人間が丸裸にされた気分!」といった感想をくださるのですが、これは1時間のヒアリングをしているからできることなんです。
(テスト結果があるから、たった1時間でも効率的なヒアリングができるのですが)

つまりテスト結果を見るだけで「あなたはこういう人です」とは言えなくて、あのGallupのレポートも「こういう傾向があるかもしれないけど、心当たりない?」というレベルのものなのです。

要するに、ストレングスファインダーのテスト結果は自分を掘り下げるためのきっかけに過ぎません。
ここから「自分の言動と見比べるとどうなんだろう」と考えることで自分の強みとして使えるようになるのに、そこまで踏み込まずに終わらせるのは本当にもったいないと思っています。

そこで、同じ資質であっても、他の資質との組み合わせで表情が変わることを垣間見ていただきたくてこのnoteを書きました。


正直なところ、このnoteを公開するのも葛藤はあります。

組合せの例を書くだけだと「双子座のA型は真面目だけど茶目っ気もある社交的な人」というレベルの詳しくなった占いに過ぎないのでは?
全ての資質が全ての資質と組み合わさる訳ではなく流れがあるので、これだけだと的外れになるのでは?
そんなことも考えたのですが、でも書かないよりはマシだと自分に言い聞かせています。

なので、こちらのnoteをご覧になる方は、ぜひここに書いてある項目を「自分に当てはまるかな?当てはまるとしたらどういうシチュエーションで出てくるかな?」と、自分を振り返るきっかけにしていただけると嬉しいです。

すっかり前置きが長くなりました。
それでは、個別化の解説に移ります。

クリフトンストレングス(ストレングスファインダー)とは何か (1)

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