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後日談

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記事一覧

余滴あれこれ(後篇)

(前篇から続く)

本記事の前半ではオープンレターについて、後半では「日本文明」研究フォーラムとことのはについて、それぞれ取り上げます。

OLの問題認識
すでに知っている読者も多いだろうが、呉座の鍵垢解錠と大炎上から2週間後の今年4月4日付で、研究者や編集者など18人はオープンレター「女性差別的な文化を脱するために」(以下、"OL"と略す)を公表した。

差出人は当初18人だったが、1か月ほど前

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余滴あれこれ(前篇)

10月から「後日談」を連載してきましたが、これで最終回にします。
分量が多くなってしまったので、前篇後篇に分けました。

若手研究者への後ろ向きな助言(読み飛ばし可)私は別に有識者でも何でもないが、10年間ヒをやっていた研究者として、今後ともヒをやっていく若手研究者に少し助言したいことがある。
よかったらちょっと目を通してほしい。

単刀直入に言って、ヒ垢を施錠するのは危険なので止めた方がよい。

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河野有理のSNSにおける裏と表

今回の記事では、河野有理について告発する。
読者が唐突だと感じても無理はないが、読み進めればこれもまた呉座勇一やその界隈の問題と関連していることが分かるだろう。

なお私は、河野について今年4月の記事「呉座界隈問題と私のTwitter夜逃げ(その4)」で言及していた(そのため、同記事と本記事は内容が少しだけ重複する)。
この伏線はいつか回収したいと思っていたが、まさか年内に回収することになるとは思

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呉座勇一と国際日本文化研究センター(その4)

(記事「呉座勇一と国際日本文化研究センター(その3)」から続く)

今回は、国際日本文化研究センター(日文研)助教だった呉座勇一の鍵垢の悪質な非対称性や、停職1か月という懲戒処分の当否について取り上げる。
前回記事の予告で書いた「鍵垢を中心とした界隈」の問題まで話を広げるつもりだったが、それは次回以降に回すことにした。

なお、ネットには、「呉座界隈」を呉座に同調していた均質な集団と理解している人

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呉座勇一と国際日本文化研究センター(その3)

(記事「呉座勇一と国際日本文化研究センター(その2)」から続く)

今回の記事では、呉座勇一の勤務先だった国際日本文化研究センター(日文研)を私が無能と思った理由や日文研にとっての呉座の存在、日文研の(外部から観察できる)内部事情について取り上げる。
鍵垢を中心とした界隈の悪質な非対称性などについても盛り込みたかったが、そうすると長くなりすぎるので、それは次回くらいの記事に回すことにした。

呉座

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呉座勇一と国際日本文化研究センター(その2)

(記事「呉座勇一と国際日本文化研究センター(その1)」から続く)

今回の記事を書くことにした動機などについては末尾あたりに書きます。
何か(感想とか分かりづらい箇所への説明要望とか)あれば、その下にあるGoogleフォームから私宛に送ってください。
すべてに目を通すことは多分ないでしょうが、善処したいです。

日文研との接触(第1次)
3月に記事「呉座界隈問題と私のTwitter夜逃げ(その1)

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元呉座界隈の某個人についてのお気持ち表明

2通の文書
私の所属する早稲田大学高等研究所事務所(高等研事務所)に、元呉座界隈の某個人の代理人(弁護士)から今年4月21日付で以下の私宛「通知書」(内容証明郵便)が届いた。

「呉座界隈」の定義などについては、記事「呉座界隈問題と私のTwitter夜逃げ(その1)」https://note.com/mshin0621/n/n9a332859c9f0参照。これに「元」を冠するのは、私の定義では、呉

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呉座勇一と国際日本文化研究センター(その1)

私は今年の3、4月に記事「呉座界隈問題と私のTwitter夜逃げ」5本(含む「反応への応答」)を連載した。
実は当初から「まだまだ書きたいことがあるけど、これ以上は日文研から呉座への処分が確定するまで待とう」と思っていた。
そしてその処分がどうやら確定したようなので、当初から書くつもりだったことを書いていくことにする。

機関研究員
呉座勇一が、今月(2021年10月)付で国際日本文化研究センター

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