鈴木心写真館写真道場#13「写真家を終わらせるのは、写真家か。」に行ってきました。

2019年6月30日 12:56

2019年6月29日、鈴木心写真館主催の写真道場#13「写真家を終わらせるのは、写真家か。」に参加してきました。

# 写真道場とは

アマナ出身のフォトグラファーである鈴木心さん率いる鈴木心写真館では、①撮影・企画、②写真館、③共育（きょういく）の３つの事業を展開されています。
写真道場は、③共育の領域で定期的にワークショップを開催されてきました。
「写真はライブだ！」をキャッチコピーに、参加者をモデルにその場で撮影、仕上げまでを見せるエンターテイメントな写真ショーです。

# 夢見る会社員バトル

鈴木心写真館が神田小川町にオープンしたコーヒースタンド「コーヒーの日」では、朝のオフラインサロンと称して、朝の時間を使った連続的なワークショップを開催されています。
今回の写真道場#13は、朝のオフラインサロン受講生であるぽんずさんとさどまちさんが参戦し、朝のオフラインサロンの集大成として、noteの運営元である株式会社ピースオブケイクを舞台に、本社２人の対決という趣向になりました。

対決は３番勝負。
１番勝負は焦点距離50mm縛り。
２番勝負は絞りf16縛り。
３番勝負はライティングを使うこと＋道場破りが参戦して三つ巴の対決になるという構成です。

鈴木心さんは、実況解説、３番勝負ではライトマンとして参加されました。

１番勝負は焦点距離50mm縛り。
その場で立候補した参加者2名をモデルに、30秒で要望をヒアリング、1人10分間の持ち時間で撮影とレタッチを完了、会場の投票で勝負が決まります。

２番勝負はボケに頼らない、絞りf16縛り。
この日の天気は曇り時々雨で、屋外からの光は少なく、絞り込むのは中々の難易度。
窓からの光を上手く使い（ここではモデルを低い位置に置くことで、窓からの光が高い位置からモデルに当たるようにしています）、モデル役の要望を汲み取った写真を仕上げていきます。

３番勝負はライティングを必ず使うこと。
照明機材はProfotoのバッテリー式モノブロックライトB10のモデリングライト。
ぽんずさん、さどまちさん共に、この機材は初見。これまで照明機材を使った撮影の経験も無いとのこと。
しかし、心さんから簡単なレクチャーを受けるとあとは撮影中にどんどん応用的な使い方を身につけていくスピード感がありました。

２人それぞれに独自のレタッチ手法があり、それをライブで見られるのも非常に面白かったです。

# 本気の心

３番勝負では道場破りが参戦することが恒例になっています。
ぽんずさん、さどまちさんは事前に「道場破りは、ライブフォトグラファーの中山優瞳さん」と聞かされていましたが、これはフェイク。
「やっぱりここはこの人が出なくちゃいけないでしょう」と言って紹介されたのは鈴木心さん！師匠が道場破りとして参戦する胸熱展開です。