副業は楽しいことじゃないと続かない

翻訳やライティングの仕事をいくつか担当させてもらった。

内容は漫画や音楽に関するものばかりだ。新しいことにチャレンジし、いい刺激を受けている。声優やボーカロイドといった、自分にとって未知の分野に触れられてよかった。私は古い音楽ばかり聴くクセがあるからね。

たぶん再来月あたりからそれぞれの作品がリリースされていくと思う。とても期待している。


実は、ほかにもいろいろな副業を試したこともあった。でも自分にとって不得意なことや、ただ面倒で苦しいだけの作業を行うのはよくない、というのが私の意見だ。そこまでするんだったら、本業で残業したほうが効率がいいと思う。

あと、副業をスタートするときには、限りなく少ないお金をかけることをオススメする。機材や技術を得るために大きなお金を投じないほうがいい。私はそういった理由から、翻訳のスクールに通わないことにしている。今使っているのはYOGABOOKというタブレット端末だが、これも貰い物だ。

副業によって大きなお金を得ることができたら、そのお金で機材を買ったり事業に投資したりしようというのが私の計画だ。まずは小さな成果を得る。それを育てる。ふたつ以上の実がなったら、片方を食べて、もう片方を別のことに利用する。


ちかごろ『副業』というキーワードにかんする広告が非常に増えている印象を受ける。簡単に大金をかせぐ方法、みたいな謳(うた)い文句が溢れている。まるでダイエットや筋トレ関係の広告を見ているみたいだ。投資をしよう、という広告も多い。時代の大きな流れを感じる。

私は、仕事とは必ずしも苦役とお金を交換するものではないと思っている。楽しく生きることでお金を貰う方法だってきっとあるはずだ。ただし、楽しいことのみによって何十年も生計を立てることもまた不可能だと思う。


タイトル画像はおがわ わこと様のものである。こういうリラックスした絵を描けるようになりたい。線が歪んでいたり途切れていたりするとろがとてもいい。