経年美化のすすめ
「増田友人帳さんは若く見えますね」とよく言われる。ここ1か月でも4回言われた。そのとき友人が撮った私の写真を見ると、たしかに実年齢よりは5~7歳くらい幼く見えた。(父親から借りた服を着ていたにもかかわらず)
もし「若くある秘訣」があるとすれば、それは「感動し続けること」だと私は思う。
本当の自分よりも若くなろうとすると、非常に不自然な仮面を付けないといけなくなる。
それは化粧ひとつとってもそうだし、言動や振る舞いもおかしくなって、若さよりもむしろ違和感のほうが先に印象づいてしまうものだ。似合わない服を着ているような感じになる。それがどんな高級な服でも滑稽なのだ。
というわけで、まず若作りをしないとして、そのうえで「感動し続ける」ことが大切になってくる。ようするに新鮮な感動をし続けているなら、肌や体形が崩れていたってフレッシュになるのである。
逆に、肌もつやつやだし体形もすっきりしているけど、長期にわたって悩んでいたり、非常に疲れている人は老けてみえるはずだ。
ものすごく粗い表現をするなら、シェイプではなくイメージが大切といえる。
若い人、それと若く無くなりかけている人にはくれぐれも、自分に嘘をついた感動ではなく、心から感動できる体験を重ねてほしい。
その対象が多数派向けのものだろうが少数派向けのものだろうが、関係ない。