「チーム」と「グループ」の違いって?

おはようございます。

さかまさです。

三連休で遠征に行って参りました。

そこでは全国の強豪校とたくさんの試合をさせて頂き、6試合で1勝もすることができないという超悔しい思いをしましたが、、、

目先の勝利ではなく、この敗戦はこれからの日々を大切にしていくための糧であると認識し、精進して参りたいと思います。


さて、この遠征では「チームビルディング」と題して、3年生が引退した後の新チームでこれからチームをどのように作り上げていくかという講義・実践がありました。

その講義の一番最初にあった質問が今日のタイトルです。


「チーム」と「グループ」の違いは何か?

最初に私が考えたのは、

「チーム」は目的を有する集まりで、

「グループ」はただの小集団

というものでした。


「team」って日本語でどういう意味?

組織、班、チーム、団、グループ、、、、、

様々な意見が生徒の中から出てきました。


ここでは、

チーム(team)
メンバーの相互依存性が強く、目標のために計画をたて、問題を解決し、意思決定を下し、進捗状況を確認するもの。
例)消防団

グループ(group)
メンバーの相互依存が最小限で、組織や管理上の階層関係に基づいているもの
例)授業での班活動


と定義します。

つまり、チームには目標に対して努力し、試行錯誤することが前提として挙げられます。


次に、より良いチームとは何か?

ここでは、グラフをイメージしてみてください。

(パソコンでの作図が苦手なものでして。(笑))


x軸は「相互依存性」(低い(左)→高い(右))

y軸は「パフォーマンス」(低い(下)→高い(上))


そうすることで、4つのチーム像が表せます。


左下のチームは「崩壊」

私は地獄と名付けました。

相互依存性:低 パフォーマンス:低

お互いが関わり合おうとせず、目標に向かって突き進もうとしない。

地獄です。


左上のチームは「個の集まり」

私は自己中集団と名付けました。

相互依存性:低 パフォーマンス:高

関わり合いが少ない中でパフォーマンスとして高いものを出せる。

能力があるにも関わらず、チームとして機能しない。

サッカーで例えるなら、弱小チームにいる超身体能力の高い選手がパスを出さず、ドリブルでゴリゴリするような感じです。

ボールを取られて失点しても味方のせいにする。

それではチームは勝てません。


右下のチーム像は「ぬるま湯」

これは正にその通り。

相互依存性:高 パフォーマンス:低

チームの仲が良い反面、意見を言ったらどう思われるだろうかなどのように周りの顔色を伺うようなイメージです。


そして右上のチーム像は「ハイパフォーマンス」

相互依存性:高 パフォーマンス:低

ここはチームとして目指すべき場所です。

お互いが目標のために行動することで、求めている結果が得られる集団です。


チームの全員がこのハイパフォーマンスなチームを目指すわけですが、

常にチームはハイパフォーマンスを保てるわけではありません。



次回は、ハイパフォーマンスを保ち、より良いチームになるためには

何が必要か?というところを整理していきたいと思います。


今日はここまで。


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