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カンポウ薬はじめました

こんにちは。MSAマスタードシードアカデミー齋藤です。今回もお読みいただきありがとうございます。

歳のせいか、おでこ、まぶた、口の周り、顔を中心に赤くなることが増えました。寝ていて痒いときもありますし、カサカサになってしまうこともあります。軟膏を塗ったり、洗面所に置いてある乳液を適当につけてしのいでいたのですが、いよいよ見苦しく(とくにまぶた)なったので、なんとかしようと思い、「こうなったら体質改善だ!」と考えて、たまたま目に入った「漢方薬局」に突入してみました。

予約なしでしたが、偶然にもお時間があったらしく、ものすごく丁寧な問診を受け、あれこれ聞かれてあれこれお答えしました。「トイレに何回行きますか?」とか、「よく食べるものはなんですか?」とか、いろいろ聞かれましたが、自分のことながらよくわかっていないことが多いことがわかりました。

漢方は顆粒の薬よりも「煎じ薬」の方が効き目が圧倒的に高いそうで、まずはそれに2週間チャレンジすることになりました。水出し麦茶みたいな袋の中に、いかにも効果がありそうなものがたくさん入っています。これを1日分つくる方法を聞くと「やかんに水を入れて30分間浸し、その後、沸騰させてから弱火で40分間煮出す」とのこと。なんとハードルの高いこと!

最初の3日ほどは張り切っていましたが、徐々に面倒くさい感じに...。しかし、途中で投げ出すには痛いお値段でしたので、2週間なんとか続けました。

「煎じ薬は手間がかかりすぎて続きそうにありません」と正直に伝えると、以後は顆粒にしましょうとのこと。ちょうどこの辺りから、赤くなっていたまぶたや首の後などがさらに赤く腫れたように感じるようになりました。一番初めに処方を受けた際、漢方には「好転反応」というものがあり、一時的に赤くなったりすることがあるが、徐々によくなる、と聞いてはいました。

でも「好転反応」という名の「副作用」だったらどうするの?

不安になるものです。

「皮膚が赤くなるのは、体の中の悪いものが出ているので、いいことです」というようなことを言われ、「そんなもんかなぁ」と思っていました。ただ、赤く腫れても、ステロイド軟膏などは禁止です。こうした軟膏を塗ってしまうと、せっかく出てきたものを抑えてしまうので、使わないよう言われていました。今までは赤くなったり腫れたりするたびに、こうしたステロイドの軟膏で対処していましたが、それは「問題の先送り」だと言われちゃいました...。

そもそも漢方はどれくらいで「効き目」が出て、「体質改善」となるのかお聞きしたところ、「最低三ヶ月」と言われました。一瞬、このセリフをどこかで聞いたことがあるなぁ、というデジャヴのような感覚に襲われました。

あ、わかった。

自分で言ったことがあるセリフでした。「単語を覚えるには最低三ヶ月は我慢しなさい」「勉強の成果が出るまでに、最低三ヶ月かかります」などなど。

「三ヶ月」の重みを改めて感じました。最初の2週間ほどは、これまでとは異なることをした影響なのか、「好転反応」または「副作用」が出ます。これにも耐える。ときには、今までなかった湿疹が出てくる。それでも我慢する。不安ですよね。「これでホントに正しいの?」とか思うよね。いや〜難しい。

新しいことをやり始め、それを信じ、問題を先送りにせずにやり続けるというのが、どれほど大変で、どれほど尊いことかを思い知ったのでした。

(受験生諸君、これからはもっと優しくするね♥)

4月から数えて、まもなく三ヶ月。ここまで続けてきた人は、間違いなく大きな成果を手にします。これはもう「絶対」と言ってもいいです。

できなかった人は、もう一度立て直しましょうか。夏前の今なら、ギリギリ修正できるはずです。

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