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歴代彼氏1人のアラサー恋愛遍歴③衝撃の初めて朝

師走という名の如く、12月の多忙さにやられて気づいたら②→③にいくまでに亀の歩みになってしまった。

そしてようやく落ち着いた現在、クリスマス終わりを少しすぎた0:16。
ちなみにアラサー彼氏なしの私はクリスマスというイベントで忙しかったわけではない。

昨日(12/24)は二日酔いで夕方まで動けず、なんとか18時頃にベッドからUberを頼み1人家からM1観戦をしてそのまま就寝。
今日(12/25)はトラブルにまみれた本日の仕事から先ほど帰宅し、宇多田ヒカルの「can't wait 'til Christmas」を聴きながら
今このnoteを書いているのである。

さて、②では彼氏がいないことに何の疑問も抱かなかった学生生活をハイライトしたと思う。
ではどのタイミングで全く違う恋愛街道を走り始めたのか?

それは大学4年の、現在も働いている会社の内定式の前日だった。

部活も引退し、大学でやることといえばゼミに行って飲むことくらいの日々だったのだが
なぜか内定式の前日に、ゼミの仲良い同期とその彼氏、そしてその彼氏の友達の4人で「内定式前日祝い」という謎な飲み会をしていた。
(大学生は何でも祝いがちである。偏見だが)

ゼミの同期の彼氏は社会人で(Aさんとする)、その彼氏の友達(Bさんとする)は会社の同期ということだった。
一次会から意気投合し、気づいたらフラッと行き着いたショットの種類が豊富なバーで65%のショットを死ぬほど飲んでいた。
私も酒は強いはずだが、人生で唯一吐いたのがこの夜である。言葉通りゲロゲロになった。

そしてなんとも恐ろしいことに、私は初対面のBさんに膝枕されながら、その態勢でお星様を撒き散らしたのである。
ほぼ記憶はないが1時頃、なぜかその状態の私をBさんはホテルに持ち帰り、ゼミの同期とAさんは(当然カップルなので)2人でAさんの家に帰った。

今思えばBさんもゲロまみれで自分の洋服に吐いた女を持ち帰るとは、相当メンタルが強い人である。(モブというわけではなく、醤油顔系でなんなら少しタイプの人だった)

そんなこんなで私はバーの3杯目くらいから記憶がないのだが(吐いたのも覚えてない)、
次に目が覚めた時には見知らぬホテルの天井、全裸の男が横にいたのである。

横に置いてあった携帯を見ると8:14。家が厳しく当時オールをしたことがなかった私の携帯には母から67件の着信がきていた。

状況が飲み込めず(Bさんは爆睡している)、とりあえず恥ずかしくて服を着ようと思ったら着ていた服はお星様だらけ、そしてどこを見渡しても私のバックがない。

内定式は10時から。
母からは鬼電話。
そして私はチェリーガールだった。

内定式の日は、人生で忘れもしない朝の始まりだったのである。


つづく。

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