見出し画像

てぬぐいのある暮らしをはじめよう

「お土産にてぬぐいもらったけど、なにに使えばいいんだこれは…」
「絵柄が可愛くてつい買っちゃったけど、どうしよう、このてぬぐい…」

そんなふうに思ったことはありませんか。

わかります。使い方わからないですよね。でもね。

てぬぐいってすっごく使い勝手がいいんです!!!

今日はてぬぐいを愛してやまないわたしが、オススメの使い方を3つご紹介します。

では、さっそく一つめ!

飾る

飾りましょう!特にお気に入りの絵柄だったらなおのこと!

▲ 小豆島のオリーブ公園で購入した「夜の風車」。やわらかな色味と触り心地が好き。

というのも、わたし元々てぬぐい屋さんで働いていたんですが、この使い方はかなり根強い人気がありました。

てぬぐいは季節柄も豊富です。特に一枚の絵になっているタイプは飾ってこそ、その良さを発揮します。

絵画よりもラフに飾れて、季節感を味わえる。

ちょっとした掛け軸のようなかんじでお使いのお客様もいらっしゃいました。

また、一枚絵ではなく、細かな柄がたくさん入っているものも額に入れると可愛いです。2枚組み合わせたりしても素敵。

額やタペストリーは手ぬぐいやさんに売っているので、ぜひチェックしてみてください!


包む

▲ 三重県・伊勢で購入したご当地てぬぐい「伊勢海老」でラッピング。輪ゴムを使用しています。

たとえばお弁当。お弁当といえば小さい風呂敷やナプキンですが、実はてぬぐいでも包むことができます。

おにぎりとかもいいですし、たとえば替えの靴下とか「なんかそのままカバンにいれたくないけど、袋を用意するほどでもないな〜」みたいな時にも使えます。

あとは、友人になにかを渡す時。

たとえば借りていた本。そのままカバンにいれると、クシャってなってしまうときありますよね。そういう時にはてぬぐいです。

軽く包んでおいて、いざ返す時にはらりと翻るてぬぐい。丁寧なだけじゃない、もはや、粋じゃないですか??

また、てぬぐいはペットボトルや瓶も包めます。働いていた時はラッピング依頼も多かったです。

「包む」は自分で使うときはもちろん、一味違うギフト演出としてもおすすめの使い方です。

▲ 小豆島にある森國酒造さんのオリジナルてぬぐい。ビビッドな色使いが素敵。

持ち歩く

いちばんのオススメはこれです!

ハンカチのように、タオルのように、てぬぐいを持ち歩きましょう!それで手を拭き、汗を拭きましょう!

てぬぐいはその長細い見た目に反して、折りたためばハンカチと同じサイズになります。ポケットにも入ります。

そして、何より切りっぱなしの端。ここのおかげで、水分が蒸発しやすく、乾きやすいんですね。

タオルやハンカチは、一度濡れるとなかなか乾きづらい印象があります。わたしはほんとに汗っかきで、特に夏はタオルが乾きづらく、それが嫌で2枚持ち歩いたりしていました。

しかし、手ぬぐいに替えてからというもの、よく乾く!1枚でいい!!

てぬぐいに替えたいちばんの理由はそこかもしれない。衛生的にも嬉しいですよね。

乾きやすいという利点でいえば、家のフェイスタオル代わりにも使えます。薄いので収納もスッキリ!

あと、バスタオルにもなります。さすがに1枚では少ないかなと感じるときもありますが、たとえば旅行のときとかはいいです。

省スペースになりますし、水で洗って絞ってかけておけば、翌日には乾いてます。

登山好きの父もてぬぐい愛好家ですが、濡らしたてぬぐいをカバンにぶら下げておけばすぐ乾くので重宝していると言っていました。

「乾きやすい」という点は、てぬぐいが愛される理由のひとつなのではないでしょうか。

▲ 濱文様さんの「トレッキング」。熊がかわいい。

おわりに

「てぬぐい…ちょっと使ってみるか…」

なんて気持ちになってたら嬉しいです!

今回ご紹介した使い道だけでなく、例えばランチョンマットやふきん、てぬぐい洗顔など使い方は様々です。くったくたになっても使い道があります。

まずは手元にある1枚を広げ、眺めてみてください。愛しくなって、きっと手の届くところで使いたくなると思います。

▲ 三重県・伊勢ご当地てぬぐい「寒空に流星」をティッシュボックスケースに。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?