[17日目]普通とは?

私はもう大学を卒業したが、まだ就職していない。これはおそらく"普通"ではないのだろう。"普通"は大学を3月に卒業して4月から働く。たしかに、大多数の人がそうするのかもしれない。しかし、果たしてこれは普通なのだろうか?自分の周りの友達を考えてみると、たしかにそれが普通であるように見える。多くの人はもう働いている。しかし、Twitterやnoteなど視野を広くしていろいろな人を見てみると、私のように公務員浪人している人は大勢いるし、フリーターやニートとして生活している人もたくさん見かける。

また、価値観や考え方はぴったり全て同じな人はおそらくいないのであるから、もはや"普通"など存在しないような気がする。し、そもそも普通の定義も時代とともに移り変わってゆくものだろう。では、普通とはいったいなんなのか。

これはあくまで私の見解だが、普通というのは主張の強い人たちが通してきた考えなのではないかと思った。堂々と自分の意見を発言する人というのは、それだけでその発言が正しいように見せる力があると思う。一方そういう人がいると、「自分の考えは間違っているのかもしれない」と思い意見を発言できない人も出てくる。そうすると主張の弱い人たちや自分が少数派だと思っている人たちの意見がどんどん隠れていってしまう。これを「沈黙の螺旋」とかいうと社会学で勉強した気がするなあ。笑まあそれはいいとして、声に出さなくても普通と異なる意見を持つ人は大勢いるのだと思う。

何が言いたいのかよくわからない文章になってしまったが、つまり普通とか普通じゃないとかそんなのはなくて、色んなかたちの生き方、考え方があって良いということだ。人はみんな違う考えを持っている。だから自分は自分だとマイペースにやっていくのが、気楽に幸せに生きていくコツなんだろうと考えたりしている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?