#33 ムスメが保育園を休んだので。
6月なのに、茹だるような暑さだ。
朝いつも通り起きたものの、娘はソファに横になってどこか1点をボーッと見つめている。夜中にはクーラー冷えしたのか鼻が詰まって起きてしまい、そろそろ疲れて免疫がグッと落ちる頃のような予感がする。
まだ火曜日…このまま5日間連続で保育園行くとどこかで風邪をひきそうだなぁと思い(そうやって強くなっていくのかもしれないけど)、私も休みたかったので今日はお休みをさせた。
そういう特殊な勘というものが母親には備わっている気がする。今日は熱が出そうだな、とか。外れることもあるんだけど。
わたしはフリーランスなので仕事にも融通がきくし、今月は前半でかなりがんばったのでもうやることもない。今月これ以上は稼がなくていいや。それよりもゆっくりしたい。そうやってやっとバランスがとれるようになってきた。
せっかくの休み。娘をつれて恵比寿まで出て、わたしの美容院に着いてきてもらった。お利口さんして横で1時間ほどNetflixを見ていてくれた。
切ってる時も「ママかわいいよ」って言ってくれる5歳のムスメ。2人で出かけても、全く手がかからなくなる日が来るなんて。赤ちゃんの時は考えられなかった。
そのあとアトレでお昼ごはんを食べた。もちろん2人で。
娘はお子さまプレートを頼み、勝手に1人で黙々と完食していた。フォークを落としちゃうことはあったけど、食べさせたり、手を拭いたりする必要もなく、どんどん手が離れていくなぁ〜と、毎回2人で出かけるたびに思う。
ちょっとKALDIでも覗こうかと寄り道をして、帰り道に蜂蜜入りのカフェオレと、むすめのお菓子(おまけ目当てのやつ)を買った。帰り道に暑い暑いと言いながら、冷たいハニーカフェオレを飲みながら帰る。
普通に歩いていても呼吸困難になりそうなくらい暑いのにすれ違う人はほとんどマスクをしていて世間体って怖いなって思う。世間というのは評価したりされたりする想像上の空間だとどこかのpodcastが言っていた。
ハニーカフェオレ美味しいよ!と一口飲ませてみるとどうやら気に入ったみたい。スキップをする娘。そのあとも何度もほしいほしいとねだられ、半分近くはむすめの胃袋に。冷たくて、牛乳で、カフェインだから半分ずつくらいでちょうどよかったかも。
涼しい部屋に帰ってきて、買ってきたおやつを食べながら、楽しかったねと2人で言い合う。なんて平和なんだろう。
そのあと一緒にお昼寝をしようと言っていたのだけれど、どうやっても寝てくれず、最近はいったいどうやって保育園では毎日1時間お昼寝をしているんだろう?というくらい家では昼寝をしなくなった。
わたしだけウトウトと寝てしまったけど娘はついに寝なかった。起きて絵の具をすると言い出す。
絵の具は大人の手助けが必要なので正直めんどくさい…でもここで断るとかなりめんどくさい事になりそうだなと思い、もう勝手にやってくれと言ったところ、アレがないコレがない。フタが開かない。水を入れろ。赤がない。白もない。と結局まだまだ手がかかる5歳児。
それでもわたしは頑なに手助けをせず、布団でゴロゴロしながらこの記事を書いている。
だって暑いんだもん。
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