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#29 服へのこだわりが強すぎて保育園を休む娘のハナシ
3歳ごろからすでに、私が選んだ服は着てくれなかった娘も、今や5歳。
一度「気に入らん認定」された服は、サイズアウト後に処分される運命を待つばかりとなります。
話変わって、旦那さんのメンタルヘルス・転職活動・自分の身の振り方・・・
将来のことを考えるだけで胸がきゅっとなって、どっしり構えているつもりでも、少しずつメンタルが削られているこのごろ。
そんな中での今日の出来事。
娘はわたしが勝手に買った服はほぼ着てくれないので、ネットで画像を見せながら「これはどう?」と時間をかけ、確認しながら購入します。
画像だけでも「これは嫌」というものがほとんど。
娘が着てくれないと意味がないので、少々割高になっても致し方なく。
先日そうやってなんとか購入した服を、保育園に着ていった初日。
お迎えに行くと、ラメの絵柄の部分を一生けん命、両腕で隠していました。
園ではスパンコールNGというルールがあるので、それを気にしているのかな?と思い、先生にも確認してOKが出たのでほっと一安心したのですが。
今日のコト。
その絵柄のキラキラがどうしても嫌だと。
誰かが見てるから、と。
誰かに何かを言われたわけではないらしいけど、誰かになにかを言われるのが嫌だそう。
正直「誰もみてないし!!」と思ったのですが、
こどもなりに気にするところがあるのでしょう・・・
そういうのが嫌だから、慎重にえらんだのにぃ〜〜!!!
と、内心では思いつつ。。
じゃあどうするか?
昨日着ていた服は、さっき洗濯したばかり。
気に入る服が少なすぎて、クローゼットにはもう手札はない。
1回しか着ていないのに~
「もう要らない」・・・か・・・
買った服が無駄になったのは、もちろん、今日だけではなく…泣
で、「着る服がないから、保育園を休む」と。
昨今のわたしのメンタルバランスも相まって、
私の中で何かがぷちー--ん。
わたしは、感情が昂ってヒステリーを起こすことがほとんどありません。
なのに今日は、
クローゼットから娘の服を全部投げ出し、
泣きました。
もう泣くしかできないから、泣いてみる。
あ、わたし、怒っている!!!と思いました。
娘の前で怒って、泣いたのはおそらく初めて。
娘が部屋にきて、たぶん遠目から見ているんですけど、
「やべえ」って思ったのか一度どっかに行き、
しばらくして戻ってきました。
着替えてきたのか?!と思ったら、肌着のまま。
今日は絶対に服を着ないらしいです。
娘が無言でうしろから抱きしめてくる。
そういうの、ええから、着て~??
と思いつつ、引くに引けず、わたしの胸の内を明かしてみます。
「これだけ一生懸命えらんで、
着たい服がないって、
ママどうしたらいいですか?」
結局きょうはお休みすることになりました。
ほっといて仕事をしていると「ゴメンね~?」って軽い感じで謝りにきてくれました。
わたしが泣いて怒ったことなんて、ビックリするくらい気にしていない娘です。(笑)
そこから娘の長めのいいわけタイムが始まり、とりあえず全部聞いてみました。
まだあまり論理的に文章を構成できないので、慎重に聞きます。
聞いたところ、要するにネットの画像では絵柄がラメかどうかわからなかったと。
(まぁたしかにそうか。
ラメが嫌というのは初耳だったが・・・)
「そうか。ママもゴメン。でもどうする?
見ないとダメだったら、一緒に買いに行くしかないし、週末買いに行く?」
という話になりました。
今月から急に暑くなり、むすめの服でけっこう出費がかさんでいて、そんななかで無駄になった服を見ると悲しくなったのですよね。そんな自分の気持ちもわかります。
きょう、娘は肌着とパンツだけで過ごすつもりらしいです。
寒いから服を着てください、と言っても
布団をかぶるからいいと。
服は着ていないけど、
おもちゃのギラギラのネックレスはつける娘。
「保育園やすめてラッキー☆」というかんじでゲームをしている娘。
そういえば、先日お気に入りのワンピースを着ていた日。
「かわいくなくなるからウンチをしたくない~~~!」
と号泣していた、謎にこだわりの強い娘。
5歳は中間反抗期らしいです。子育てをしながら自分をメンテナンスするって本当に難しい。
トホホな5月の終わりなのでした。
後日談
ヨガのサントーシャ(知足)の考えを振り返り、
こんな言葉を見つけました。
親子関係の問題。人は自分と近い人に対しては過剰に執着や期待をして悩みを作り出します。家族のような執着の強い人間関係の中では、相手が自分と違う意見を持っていたり、自分の思い通りにしてくれなかったりすると、それが認められなくて怒りという感情を生み出しがちです。
本当は、「相手に自分を理解して欲しい。愛して欲しい。」と思っているだけなのに、自分が望んだとおりの行動をしてくれないだけで「私のことを理解して愛してくれていない」と思い込んで、その悲しみが怒りに変換されます。
まさにそうだと思ったのでした。
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