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#9 何かをはじめるときに見えるハードルは、実は高くない。ヨガインストラクターになりたい方へ

この記事は
✔︎新しいことを始めるのが苦手
✔︎ヨガインストラクターになりたい
✔︎ヨガが好きだ
✔︎ヨガのライセンスを取ったけどどうしたらいいのかわからない…
という方に向けて長々と書き綴ったものです。

 先日、日本ヨガインストラクター協会/JYIAの試験に合格し、晴れて、おおやけにヨガインストラクターとして認定された。おめでとう、わたし!

 とはいえ、ヨガインストラクターはライセンスが必須なわけではない。

 わたしも、コロナ禍で子供を保育園に預けられずカリキュラムを受けられない時期があったのだが、自宅ヨガスタジオのオープン日はすでに決めており、なんとしても死守したかったためライセンスを取る前から教え始めてみた。

学びながら教えちゃう良さ

 おそらく普通であれば、スクールでライセンスを取り、ちゃんと教えられるようになってから、生徒へ教える方がほとんどだと思う。お金をもらうなら完璧に!と思いがち。

 わたしの場合は先述の通り、なかなかスクールに行くことができなかったので、しゃーなしアウトプットから入ることにしたのだが、

 結論、アウトプットから入ったのがとてもよかった!

 実際に人に教えてみることで、何が自分の課題なのか、どういうところがわからないのかが明確になる

 そこから学ぶと、授業内容の頭への入り方や、取り組み姿勢が全く違った。

 もしインストラクターになりたい方でこちらの記事をお読みくださっている方がいれば、学びながら同時進行で、最初は無料でも安くてもいいので教え始めちゃうのがおすすめ。

イントラ初心者の価格設定

 ライセンスが取れたら、それを理由に正規のお金をもらい始めるのがいい。

 自分も自分に投資しているわけなので、プロとしてちゃんとお客さんにもお金を払ってもらって大丈夫。そうでないと自分が続けられなくなるから。いい流れを止めないためにもお金は貰おう。

 聞いた話だが、正規値段〇〇円だけど、今はスペシャルプライス〇〇円でやってますー!と言って始めると、のちのち値段を上げやすいらしい!なるほど!

 わたしもオープン前は、特別モニター価格として17名ほど練習させてもらったが、グループは1名1,000円、パーソナルは2,000円で始めた。今はパーソナル5,000円(オンライン3,000円)なり。

私にとっての新しいチャレンジ

 JYIAのクラスメイトが、奇跡なのか、そういうものなのか、会う人会う人みんなとっってもいい人たちだった

 やっぱりヨガが好きな人って心も綺麗なんだー!!なんて思ったりした。(ちゃっかり自分も含める)

 卒業までに1年かかったこともあり2クラスをまたいだわたしは、「この2つのクラスで出会った人たちをつなげたい。自分もこのご縁をここで終わらせるのは寂しい。わたしの小さくスタジオを始めた経験が誰かの役に立てれば…」なんて僭越にも思い、思い切ってオンラインでインストラクターお茶会なるものを企画してみた。



 ただ、わたしが自ら進んで人を集めるなんて。過去そんなコミュ力の高い人みたいなことはしたことない!The 誘われたら行くタイプ。

 なのに、今回はなんだかそういう波がきたので、思い立ったが吉日!両方のクラスのグループLINEにお誘いのご連絡を投げてみた。

 そのお誘いの連絡を投げた1時間後には両グループともにほぼ既読がついたが、誰からもレスポンスがない…。

 「そっか、ニーズなかったか。もしかしたら、このまま、誰からもレスポンスがないかもしれない…そこまでは覚悟していなかった。やってしまったかも…」なんて思ったりもした。(この辺りが人間味)

 何かをはじめるとき、わたしは後先をあまり考えない節がある。でも今回はコストもないし、失うものはないはずだ。

 とは言え、誰からも連絡なかったらさすがにショックかもしれないなぁ、なかったことにしよう、と思ってた矢先、ポツポツとご連絡が入り、結果的に7名から参加の希望があり、5名とのお茶会が叶った!

 自分が投げた石が、水面で波紋を起こし、それに共鳴してくれた人が7名もいたこと(大袈裟)、それだけで今回のお茶会はわたしのなかでとても実りあるものとなった。まぁ、単純に、嬉しかった。

インストラクターさんの悩み

 そうして叶ったお茶会で、聞いててやっぱり一番高いハードルは「一歩、はじめること」。

 わたしがお茶会を企画した後に「やめときゃよかったかな」って思うような思考が、はじめる前から起きてしまう。とってもわかる!

 ヨガを教えるって思ってるより難しい!だから、自分のペースで進めればいいと思う。資格取ったからと言って、やらなくてもいいと思う。

 でも、もし自分が心のどこかでやってみたいことで、そしてコスト的なリスクがないのであれば、どんどんやってみる方が、実は不安は少ない。

 人からどう見られるのかが不安であれば、まずは1人だけ確実に来てくれそうな人を見つける。そして、1日だけやってみる。そして、やった後、めちゃくちゃ自分を褒める。

 何かをはじめるときのハードルは、「えいやっ」とやってみれば、実際はそんなに高くなかったことが後からわかるのだが、やってみる前はとてつもなく高く感じるもの

 心の中で作り出すハードルは、なぜか乗り越えられないように感じてしまう。

 そして時間が経つにつれ、どんどんハードルが上がり、やれない理由を探してしまうもの。。

 そんなときは無理にやらなくてもいいと思うのだが、それでももし「やってみたい」と心が言うのであればあまり後先のことは考えず「どうやったらできるか」だけを考えてみるといいと思う。どんなことにしても。

 どうしてブロックがかかっているのか、何が不安なのかを一度、書き出してみるのもおすすめだ。

 それでもやれない〜!というのであれば、やりたいことが他にあるのかもしれない。慎重でもマイペースでも自分を責めることはない。一旦あきらめるのも手だろう。

 生きてたら、ふとしたキッカケがあるもので、その時を待ってみるのもありなのではないかと思う。

 ただ、ちょっとずつでもやってみることが自分を成長させる最短のルートだということは頭の片隅に入れておいた方がいい。

 成長することは嬉しい。成長することで不安は無くなる。

不安は妄想である。

 というのはヨガ哲学での教えである。過去に後悔せず、未来を不安がらず、今を見ることがヨガで養うスキルである。

今、自分にできること。

 それだけを淡々とやっていくと、いつの間にか自分の成長に気づくもの。

 何かを始めたい時、頭で考えすぎて、未来の不安を大きく見積りすぎていないだろうか?

 大きなことを成し遂げないといけない、と思って足がすくんでいないだろうか?

今できる、小さな一歩で十分!

 それを少しずつ積み重ねることで、いつの間にかあなたもチョモランマを登っているかもしれない。

 自分の人生なんだもの。やりたいこと、伸ばしたい才能があるのなら、誰に何を言われてもやってみたらいいと思う。

今日も最後までお読みくださりありがとうございました。この連載は100記事まで書き溜めて出版することを目指、目論んで書いています。1年プロジェクトです。レペゼン地球みたいに2週間で断念しないことを祈ってくださる方はスキをいただけると嬉しいです。
ありがとうございました!

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