23-57. あこがれの人になってはいけない
ヨガインストラクターというのは、ついうっかりあこがれられる職業なのかもしれません。
なんだかいつも穏やかで、愛があって、献身的で…って思われがちですが、勿論そんなことはありません。
言わずもがなヒトの子。
人一倍、悩み、妬み、恐れ、悲しむからこそ、それをどうにかしたくて、ヨガに出会ったんです。(わたしの場合はね!)
仕事なので、お金をもらわないと成り立たないし、いろんなものごとに執着するし、できないこともいっぱいあるし、苦手なこともたくさんあって、ザ・人間です。
だからこそ、人の心がわかるんです。
あらゆるネガティブな感情、不健康な状態を経験してきたからこそ、どうやってそこから自力で這い上がるか、
それを知ったうえで、どれだけアドバイスせずに、寄り添えるかが腕の見せどころです。
と、話がそれましたが…
そうそう、憧れについて。
以前、Motherのオカサヤさんが
とおっしゃっていました。
ほんとうにそのとおりですよね。
わたしにも、常に憧れの人がいました。
「あの人になりたい」
「この人になりたい」
それは、自分のことをよく知らなかったから。
自分をよくよく見ていけば
自分のいいところが見えてきます
ダメなところももちろん見えます
でもそれでいいじゃん!!
自分のままでいいんじゃん!!
長い時を経て、そう思えるようになってきたら、超ラクになりました。笑
わたしがわたしのままでいること。
なんだ、そんなことでよかったのか。
ひとは本来、みんな自由というのはそういうことなんですね。
いいところをマネするのはとっても素敵だけど、
あの人になろう!と自分を置いてけぼりにはしないでほしいです。
だってあなたは、すばらしいのだから。
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