23-88. 会社をやめたら“やりたいこと”がわかってきたのはなぜだったのか
「会社を辞めたいのだけれど、やりたいことがわからないし、自分がどんなことができるのかもわからなくて」とおっしゃる方は多いです。
たしかに私もそうだったので、よくわかります。
ひとりひとりに必ず持って生まれた才能や、道っていうんですかね…今回はそれを“やりたいこと”と一括りにしますが、それがあるんです。
では、なぜ“やりたいこと”が自分でわからないのでしょうか?
最近ようやく気づいたのは、やりたいことって心の声を聞いていたら自然とわかるんですが、会社にいると周りの言うことを聞かなきゃいけなくて、言われなくても配慮しなきゃと思っちゃったりして、ついついやりたくないことまで我慢してやっちゃったりしてしまいます。
最近思うのは我慢するために人は心を閉じる必要がある、ということです。あたりまえですが、閉じた心からは素直な願望が聞こえてきません。
心の声が聞こえなくなると、やりたいこと/たのしいこと/興味のあることへのアンテナが働かなくなります。
わたしは幼少期からわりと我慢強く、我慢するのはむしろ生きていくために必要だと思っていたのですが、コロナを機に、このままじゃいけない気がしてきたんです。
自分が何を思って、何を感じて、何をすると楽しくて、何をしたら喜ぶのか、あんまりよくわからないことに気づき、危機感を覚えました。
やりたいことに関しては、いろんなワークをやりました。頭で考えてやりたいことを探したのですが、(それもとても役に立ったんですが)わたしはわりと自分の頭を信用してなくて笑、心のゆく先を信じるタイプ。
というのも、わたしたちにとっての“みち”ってほとんど潜在意識に隠されているようなのです。
また、わたしは思考過多になりがちな人間なので、頭がむしろ働きすぎちゃうんです。普通にしていると心が置いてけぼりになりやすいタイプです。
なので、思考、つまり顕在意識でやりたいことを見つけようとすると間違えやすくて。世間的に正解とされることや、見栄えのいいことをついつい無意識に選んでしまいがち。
でもほんとうに自分を活かしていく道って、そういうのではなかったりするもんなんですよね。
同じような方がもしいたら安心してください、軌道修正していきましょう。
マインドフルネスとか体を動かすとか、いろいろな手段があるのですが、まず大枠として、この3つを心がけてみてください。
です。
①やりたく“ない”ことをやめる
やりたくないことは徹底的にやめていきます。
すると、心から、やりたい!好き!情熱!のアンテナが立ってきます。
(難しいことを言いますので、ここはわからなければ飛ばしてほしいんですが、頭ではやりたくない、むしろ怖い!No!といっていても、心に導かれることはやっていきましょう。)
すると目の前の“流れ”がキャッチできるようになってきます。あとは、そこに乗っていけばいいだけです。あんまり頭で考えすぎないようにします。頭で考えてるな〜と思ったらスマホから離れ、体の感覚を感じます。
②自分にお金を使う
ここまで我慢し続けてきた人は自分を満たす必要があります。
不安になりやすい人は、お金を貯めやすいです。私調べだと、我慢しやすい人って、不安になりやすい人が多いです。
で、お金めちゃくちゃ貯めてたりします。
そのお金、いつ使うんですか?
いまでしょ!!!
…ということで、自分を満たすためにお金を使ってください。自分の感情をよくするための自己投資をしてください。
そしてそのためにも
③時間的な余裕をつくる
時間的な余裕がないと、やりたい、好き、と思ったことがあっても、ついつい日常に忙殺されて流れていってしまいます。
会社員は、残念ながらどちらかというと自分の“時間”を売る職業です。
社内で、才能を発揮したり、好きで楽しくて働いている人もいるかもしれませんが、多分これを読んでるあなたは違うのかなと思います。
仕事が全てではありませんので充実度があるかどうかは置いておいて…もし時間にも気持ちにも余裕がないなら、手放していいのかもです。
会社に所属することで学べることはたくさんあります。
会社にいないとできないこともたくさんあります。
でも、もしいま我慢を強いられている感じがあるのであれば、
この道じゃないと心が言っているならば、
自分の人生を生きてない気がするならば、
時間の余裕と心の余裕をつくってあげてください。自分を救えるのは、自分だけです。
やりたいことって、やりたくないことをやめたら見つかるんです。
でも、間違えないでほしいのが、やりたくないことが、仕事なのか、家事なのか、育児なのか、それは人それぞれかな〜と思います。
答えは自分の中にしかありません。
どうか答えを外に探さないでください。
自分の心とつながるためのプロジェクトがライティング・ライフ・プロジェクトです。もし興味があればご連絡くださいね。
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