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#46 おばあちゃんのオナラ

長い長い夏休みが終わろうとしています。

娘と2人帰省から戻ってきて、家族3人形態に戻ったのは2日前のこと。

とはいえ自宅に戻っても特にすることはなく、酷暑極まりないので、主人と娘は家でゲーム三昧。

やっぱり一人きりの時間って必須だなぁ…と毎回、長期休みに再認識します。いい加減、ひとりになりたい(笑)

ミッションだったランドセルは無事に買いに行けたので、最終日は何をしようかな…

家族みんなで自転車で15分の温泉に行ってみることにしました。

気になっていたところ。都会の中に佇む、癒しの天然温泉。

わたしの子ども乗せ自転車は電動じゃないので、暑さの中の坂道がキツく、ゼーハー言いながらなんとかたどり着きました。

対し、主人はカーボン製で坂道も楽々の自転車。わたしだけが苦労して子供を乗せた自転車をこいでいる。うらめしい…

5才娘と女湯へ。汗を流してから温泉に入りました。

娘は体が小さいのでのぼせやすいのか「もう上がりたい」と言って、いろんなお風呂を短時間でローテーションするので、素敵な露天風呂でもくつろげるわけがなく。

でも、温泉に行くたびに一人でスタスタ歩けるようになってる姿を見て、あぁ大きくなったなぁと思います。

お風呂から上がってロッカーに戻ると、わたしたちの真上を使っているおばあちゃんが、ロッカーを開け放したまま近くの椅子に座ってのんびりくつろいでいました。

急かすのもなんなので、先にドライヤーをかけたのですが、戻るとおばあちゃんはまだ着替えの途中だったので、私たちもあきらめて着替えることにしました。

「ちょっと待ってね〜」と気にしてくれるおばあちゃん。

「すみませんー」といそいそ着替える私たち。

そしたらおばあちゃん「荷物を出すからね〜」と言いながら、話ついでにものすごくナチュラルに、5回くらい連続で屁をしました。

床の軋みかと思うくらいの大きな音だったのでオナラだと気づかなかったんですけど、しばらくしたらとんでもない異臭がしてきたので、これはまごう事なき屁だ、と。

娘が「なんかくさい!」と言い出すなか、自分が屁をしたことを全く気にする様子もないおばあちゃん。

なので、わたしも娘の言動を軽く交わし、着替えを続行しようかと思ったものの、あまりの臭さに、あわてて娘と2人でドライヤーのあるスペースに戻り、呼吸を整えました。

洗ったばかりできれいなのに、手なんか洗って時間をつぶし、しばらくして戻ってみると、かすかな香りを残しておばあちゃんはいなくなっていました。

コロ*の規制がゆるんだはじめての夏やすみ、その最終日の温泉の思い出は、おばあちゃんのオナラでしめくくられました。

上がると主人はスッキリした顔。

自転車もわたしが必死でこぎ、子どもを見ながらの温泉はくつろげず、おばあちゃんのオナラは驚くほど臭く。

スッキリ顔の主人が益々うらめしい。

これは気分を立て直さなくては!と、ゲームをしている2人を残し、タリーズでこのnoteを書いています。

noteがあってよかった。

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