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南のひとつ星, 秋のひとつ星夏が終わると海や山の賑わい(帰省やら旅行やらの若い人たち)が消え, 太陽のまぶしさも弱まり, 何となくもの寂しさを感じるということはありそうな気がします. そこに追い打ちをかけるように「南のひとつ星」なんて寂しそうな星の名を言われると泣いちゃいそうになるかもしれません(笑) 目立つ星には国や地方ごとに固有の名前がつけられているものがあります. みなみのうお座α星「フォーマルハウト」の和名としては「アキボシ」「フナボシ」などがあるそうですが, 今は
C8に手を出してしまつたぜ…Celestron(セレストロン)社は1960年代に米国カリフォルニアで設立されてから世界で初めてシュミットカセグレン式望遠鏡の量産に成功した会社で, 今に至るまで「シュミカセ」の代表メーカーとして知られる. C8 (口径8インチ=20cmのシュミカセ)に始まり, 5インチから14インチまでの各サイズのモデルがラインアップされている. 大口径長焦点の望遠鏡を多くのアマチュアや教育機関が持てるようになったのは, セレストロン社の大きな功績だと思われる
こう見えて天体望遠鏡です. いや, スポッティングスコープかな? オークションやフリマに時々顔を出すこの品はVixenシャトルスコープ. VixenさんのWebサイトには生産終了品の情報もあるのですが, そこにも情報が見当たらない謎のオールドモデル. 「シャトル」というネーミングの由来も分かりません. まさにスタイリッシュ & ミステリアス(笑) 仕様は口径80mmと100mmがあり, 各々F6, F6.4らしい, フォーカス調整は抜き差しの粗動部とヘリコイドの微動部から
16日に日御碕道路の赤石トンネルの先の駐車場で, 薄明の空の中の彗星を捉えることが出来たのでひと安心. その後は17日の満月を過ぎて月の出が遅くなり, 暗い空で彗星が見えそうな時を何度か狙ってみました. 他のシゴトが押し寄せてきて睡眠不足ぎみだったり, 雲と駆け引きをしながらの彗星撮りにちょっと疲れて気が抜けてたりするのですが, もうひと踏ん張り +_+; 10/20さくらおろち湖畔で35mmレンズによるタイムラプス (Fujifilm XF35mmF1.4R @F2.8
「〜明けの陣〜」とか張ってしまったからにはあきらめるわけにいかず, 用事があって見られなかったり曇ったりで気をもみながら, 何とか夕方の彗星を迎え撃つことができました. 宵の陣#1 最初のトライは10/13. 晴天に恵まれて三瓶の西側斜面の星見スポットへと向かうが, ちょうど彗星のところを隠すように動かない雲に阻まれて惨敗TT カメラと双眼鏡を出して日没を待っていると, 日曜日だったこともあり, 地元のオリンパスマニアのおじさんやら, 家族連れ何組かも来られて, ちょっと
SNS等を見ていると, 10月1日〜2日あたりに夜明け前の長い尾を引いた彗星の撮影に成功した方々があちこちにいるではないか!? 思い起こせば10月1日は, その頃雨の多かったこの辺りでも1日だけ明け方快晴となり, 東の空低くに細い月が見えていた. その月の右下に彗星が居たはずだが, 私が窓の外を見たとき(5:30すぎ)には既に明るく, 「逃した〜」と思ったのだ. この彗星, 明け方の空に見える時期は太陽に近すぎてあまり見えないだろうと高をくくって全くノーマークだった. それ
星空案内では「空にある星を指し示す」ということがしばしば必要になる. 自分の手をいっぱいに伸ばして, あの星が〜〜と言っても, 隣にいる人から見て私の指先にある星は, 私の見ている星にはならない. それで, 道具を使わないで案内する場合には, 何か遠くの目標物や各人の手の大きさなどを使って, 「あそこにある鉄塔の真上, 鉄塔の先からこぶし3つくらい上の星」などと言って指し示すことになる. この説明だと, 要領の分かった観客には伝わるが, 子供たちには難しかったりする. でき
例えば, 初心者の方が星見のイベントのガラクタ市で, 天文オタクおじさんたちから「これいいよ」と勧められて「7cm屈折鏡筒本体のみ, 付属品なし」みたいなのをタダ同然で入手したとして, その後それを使うのに必要な付属品はどうする?という, ありがちなシーンを想定して考えてみました. 天体望遠鏡は天下の回りモノ「天体望遠鏡が欲しい」となったとき, 入手方法はいろいろある. 信頼できる専門店のアドバイスを受けて自分の使い方にあったものを選び, 新品で購入するのが正当なのだろうけ
出雲科学館では通年のプログラムとして小中学生を対象とした子ども天文クラブが開かれています(活動期間5〜2月). 月1回集まり, 1人1台の天体望遠鏡や双眼鏡を使って, 機材の使い方を練習し, 月や惑星, その他いろいろな天体を観察します. 8月以降は, 天気が良ければ, 市街地にある科学館より夜空が暗く星がよく見える古志町上新宮のエネルギーセンター駐車場に行き, そこで星空観察をしています. 出雲天文同好会の有志が(おしかけ)ボランティアでこの天文クラブのお手伝いしていて,
10月に見られるという話題の彗星, プラネタリウムのフリーソフトStellariumで見え方を予測してみました. (上の↑タイトル画像は見えない時刻の彗星の超クローズアップです. あしからずご了承を. m(. .)m) 昨年春ごろから話題になっている紫金山(Tsuchinshan)-ATLAS彗星(C/2023 A3)は, 2023年1〜2月に中国のTsuchinshan(紫金山)天文台と南アフリカの小惑星監視施設ATLASで発見され, 当初は今年の秋に1等級の大彗星として
旧暦8月15日の月(ほぼ満月, 多少ずれることがある)を「中秋の名月」といいます(「十五夜」とも). 東洋に共通する慣習らしく大陸起源のようです. 中秋の名月は「芋名月」とも呼ばれ, この時期がサトイモの収穫期でサトイモをお供えする習慣もあるようです. 伝統にケチつけるわけじゃないけれど, 本音をいうと満月ってのは月それ自体としては, 見ても写真に撮ってもあまりおもしろいモノじゃあありません. 月の顔が真っ直ぐに照らされるってことで山にも谷にも影ができないので, のっぺりし
「星雲」や「星団」たちの多くは, 写真に撮ったり, イマドキの「電視観望」をやると「おおっ」と言わせる姿を現してくれるが, それなり(15cmとか?)の望遠鏡でも眼で見てもらうと「見えてます?」とか「うーん, 見えない」とか, 良くて「あー, このぼぅっとしたやつ?」というイマイチな反応になってしまいがち. そういう中で, いくつかの明るい「球状星団」たちは, 眼視で「わっ」と言わせてくれる(星空ガイドにとっては)頼もしい方々だったりする. (毎度おせわになってます笑).
5cmファインダー(安いやつ)5cm 9倍の安価なファインダーがある. KenkoとかSkyWatcherとかの望遠鏡の付属品だったりもするし, Amazonで「9x50 ファインダー」で探すと7000円前後から1万円ちょっとの価格でいろいろ出てくる. たぶん光学系は同じようなものだろう. 5cmファインダーは3cmと比べると格段に集光力があって暗い天体を探しやすいし, 夕方の薄明のときに北極星を探すのにも, 極軸望遠鏡よりずっと早くちゃんと光っている北極星を見ることができる
1ヶ月後にせまりました!「出雲星空観望会2024」が下記の通りが開催されます. 秋の夜長に星を愛でてみようという皆様, ふるってご参加ください! 日時: 2024年10月5日(土)〜6日(日) 場所: 稗原町やまびこ農園 やまびこ館 (稗原町山寄) → https://x.gd/v2Nx8 参加費: 日帰り500円 宿泊1000円 (食事等は各自ご用意ください) 主催: 出雲天文同好会 → http://aquarius.s17.xrea.com/ 後援: 出雲市教育委
知人の企画で市内某所の屋上で花火を見る会をするというので乱入させて頂き, 出前(押しかけ?)星空ガイドをしました(笑). 夕方から快晴に恵まれ, 遠くに上がる花火とともにきれいな月をしばらく眺めて, さらに月明かりと街明かりにも負けず, 高感度カメラ(ASI533MC)やら魔法のフィルタ(サイトロンCometBPとか)やらの「文明の利器」にがんばっていただいてヘルクレス座球状星団M13やこぎつね座の惑星状星雲M27(ダンベル星雲), 東の空に昇ってきたアンドロメダ銀河M31
夜のリフトにイルミネーション?お盆前最後の月のない快晴の夜を逃すものかと東の原駐車場に行ってみると, 夕方からリフトにイルミネーションが点灯していて観光バスが到着. 私は駐車場の入り口近くの端っこで店開き(機材を準備すること)していると, バスからガイドさんらしき人がテクテクやってきて話しかけられた. 星見のイベントで来てみたら望遠鏡出してるおじさんが居たので声をかけてくれたんでしょう. 「天空の星降るリフト」というイベントで, バスは大学生たちの団体みたい. それで「星空ガ