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引越して1か月、大寒波に襲われる

2月18日(木)。

正確にはテキサスに引っ越してから1か月半。

先週末から大寒波がテキサスやルイジアナなど南部へ流れ込み、こんなに低気温を記録したのは100年以上ぶりだとかなんとか。(←ちゃんと調べる気がない)

私もこんなに寒いのは日本でも経験したことがないが(摂氏マイナス20度とか)、何せ外へ出る用はないので、雪が積もろうが、寒かろうが、犬の散歩を短く切り上げることくらいで大して困っていなかった。

しかし。

今日になって水道局から「水質の安全性が確かでないので、煮沸してから消費するように」というお達し、その次に「水道止めるかも(まだわからんけど)」。

ひぃ~。

大急ぎで水をどんどん沸騰させて容器へ入れたり、バケツに水を溜めてトイレ用の水を万が一に備えて確保し始めた。

スーパーはこの天気で商品の補充が届いていないのか、棚がガラガラ。

水も大容量の安いものは全くなし。

私達の住むエリアは、電気はまだあるので恵まれている方。

急な気温低下でインフラが壊れたり、ひっぱくした電力供給システムを完全にダウンさせないように、大規模な輪番停電を先週末からやっているので、電気が止まっている地域もたくさんある。

そうこうしていると、とうとうアパートも水が止まった。

理由は、アパートの配管が凍って破裂した箇所が3つあるとかで、市から水道を止めて、水を一旦抜くっていうのを指示されたからだそう。

今の所、午前中に準備したおかげで、料理や飲む為の水、トイレを流す為の水はあるけれど、水道から流れないので食器を洗うのが一番困る。(今や食洗機は食器を乾かすための箱になっている)
勿論シャワーはできないし、顔を洗うにも水をコンロで温めてから鍋から水を掬って使う。

こういう時、普段、どれだけ便利な生活していたかわかる。
シャワーからお湯が出るのも、
トイレを当たり前に流せるのも、
普段何気なくしている日常生活の一部だけど、本当に有り難いことだ。

私と夫は、去年の秋、夫のハンティング旅行に付き合ってカリフォルニアの山奥のキャビンに滞在中、強風と乾燥のせいで電力会社が山火事を恐れて電気を止めたため、電気もない、水もない(井戸から電動ポンプで汲み上げる仕組み)を数日やり過ごす羽目になった。

一緒に居たハンティング仲間は「これぞ、本物のキャンプ!」と笑っていたが(ジョークにするしかなかった)私は泊まりがけのキャンプとか無理なタイプである。

まさか、1年以内に、自然災害で水が止まって…というのを2回も体験するとは思っても見なかったので、非常に不機嫌になってしまった。
電気はまだあるので料理もできる、湯もわかせる、暖房も使える状態にもかかわらず。

明日には配管が修理されて水が戻ってきますように。

因みに、私達が引越してきたこのテキサス北部の某市は、カリフォルニアに住んでいたエリアと年間を通して気温や湿度など同じぐらい、というのが引越し先に選んだ理由の1つなので、こんな大雪になったりするのは非常事態。
逆にこれが毎年のことだったら絶対引越してきていない。



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