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2024年6月の読書まとめ+『ラディカル・ホスピタル 40』『税金で買った本 11』『うめともものふつうの暮らし 8』感想

6月は週に1冊ペースで小説を読めました。
急にヘレン・ヘイズのマープルを再見したくなったため、小説は久しぶりのミス・マープルを中心にアガサ・クリスティー再読が多かったです。

再読で感想を書いてない漫画も含めて、小説もマンガも好きなシリーズが中心の1か月だったので満足度の高い月でした。
同時に、アニメに合わせて前々から読もうと思っていた小市民シリーズに手を出せたのが嬉しかったです。



ひらのあゆ『ラディカル・ホスピタル 40』(2024)

25周年の40巻。最初の頃と比べると病院関係者の数も相当増えましたが、誰が出ても安定した面白さなのはさすがです。
初期のころからのベテラン患者・安永さんも元気に怪我をしていました。

今回もいつも通りの病院内での日常が展開されていますが、特に吉田の真面目さや寺内さんの病院食へかける情熱が印象に残りました。
読書感想文回のマッキーが、今回のマッキーお気に入りポイント。
30周年に向けて、また次回も楽しみに待っています。


原作:ずいの 漫画:系山 冏『税金で買った本 11』(2024)

今回は全6話に及ぶ長編「読書感想文編」がメイン。
シリーズ最大長編だけあり、石平くんの家庭問題や十六夜かなきの謎が明かされていきます。
シリーズ中でも重いシナリオでしたが、読みごたえがありました。
自分の気持ちを書くって難しいですよね。
そして、謎のVTuber・ばーんちゃんも登場。こちらは次巻に続くので楽しみに待ちます。

今回で「青少年読書感想文全国コンクール」のマークが誰なのかについて初めて知りました。
恥ずかしながら、ずっと鼻に何かを突っ込んでるのかと思ってました!そんなこと思ってたのは自分だけかもしれない!
今村さんはほぼ出番なかったので、次回以降の出番を待っています。


藤沢カミヤ『うめともものふつうの暮らし 8』(2024)

寒い季節の美味しいりんごから始まり、春の運動会までを描いた今巻も、二人の魅力的な生活と美味しいものが詰まっています。
おとなりさんの出番もあり、てんちょうも簡単レシピを提供してくれました。

夜更かしや造花など全てが良かったけど、ももシンブンとももうんどうかいが特にツボでした。
ももシンブンは緻密な取材と多くの人の協力で平和的な新聞になっており、四コマ漫画もセンスを感じられました。さすがももだね。
「食べたいときが旬」素晴らしい。




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