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雑記

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雑談や骨折り日記などあれこれ
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退院後の生活と、リハビリと、公園

退院後はPTさんと一緒に行うリハビリが無くなったので、意識して自分でリハビリをするようにしています。 家でもストレッチやマッサージをしていますが、それだけでは飽きてしまうため、近場の公園などへの散歩も行くようにしていました。 ちょうど桜の時期に重なり、緑自体が映える季節でもあるので、モチベーション維持のために写真を撮っていました。 今回はその一部をリハビリ記録とともに残しておきます。 退院してから1か月ほどたち、退院直後と比べると少しずつ歩けるようになってきましたが、足首

虚実綯交ぜ骨折り日記①~転倒から受診への旅立ち篇

3月9日(金)に左足首を骨折し入院してしまいました。 大きな怪我も入院も人生で初めて。 せっかくなので、体験した事などを照れ隠しの意も込めて虚実綯交ぜな状態で書いていこうと思います。 虚と実の割合は書きながらの感覚です。思い出しながら書いてるので、実と思ってる事が虚であることもあるかもしれません。 つい長々と書いてしまったので、とりあえず病院受診へ出発するまでで区切りました。 1 「転んだら足が曲がった」 午前中は、家で録画したドラマを見たり、noteを書くなどしてのん

虚実綯交ぜ骨折り日記②~受診から即入、怒涛の展開篇

↑転倒についての詳細はこちら 今回は、病棟へ上がるまでの流れを記載しました。 2 「撮影したら骨がずれていた」 病院の玄関前にタクシーが止まった。 正直、タクシーを降りるのも辛い状況の中、受付までの短くも長い距離をゆっくりと進む。 自動ドアを抜けると自動体温測定装置があり、熱を測るように記載されている。 体温は36.6℃、平熱だ。体温測定のモニターに映る自分の表情が痛々しかった。 痛みを少しでも感じなくするために、人生で一番痛かった10年近く前の尿管結石の痛みを思い出

虚実綯交ぜ骨折り日記③~初めての入院生活から手術、ドキドキの全麻篇

↑前回はこちら 今回は、手術までの一週間と、3月14日(木)の手術当日についてまとめました。殆ど実の内容になってしまった。 3 「全麻は身体の内部から気持ち悪くなる、と思ったら意識飛んでた」 入院初日は、入院説明や身の回りの物品を整えるために看護師さんと売店へ行ったりと、忙しくしているうちに夕食となった。 安静にしていれば起床時の痛みは自制内だったので一安心。朝早くに起きてしまった時に痛みが気になることはあったが、こちらも我慢できない程ではなかった。 とはいえ、常に痛

虚実綯交ぜ骨折り日記④~リハビリの開始、間食も開始篇

↑前回はこちら 今回は、リハビリと間食について記載しました。 4 「リハビリで動いているからと理由を付けて、間食が増えてしまった」 手術の次の日からリハビリが始まった。 装具が出来るまでは、最初にマッサージをしてもらい、筋トレと松葉杖歩行を行った。 幸い、リハビリが始まっても痛みが強まることはなく、痛み止めの使用頻度は徐々に減っていった。 松葉杖歩行も以外とすぐに慣れ、問題は松葉杖で歩くための体力の少なさだけだった。 日通は意識して起きるようにしていても、ベッド上の

虚実綯交ぜ骨折り日記⑤~読書が捗り、本棚整理も捗る日常篇

↑前回はこちら 今回は、入院中の趣味活について徒然に記載しました。 5 「多くの本と出会い、頼まれてない本棚整理に励んだ」 病棟生活は結構暇だった。 ご飯は3食。シャワー浴は週2回。リハビリは基本毎日あるが1回40分。 1日の殆どは自由時間だった。 しかし、Wi-Fiがないため今の契約プランだとスマホやタブレットで自由にネット環境に乗り出すことも憚られる。 大分使用を制限していたにも関わらず、3月末には速度制限になってしまった。 そのため、入院中は読書を中心に、最近

虚実綯交ぜ骨折り日記⑥~入院後半戦と退院について書く

↑前回はこちら 今回は、入院生活で感じた正負の感情と退院についてを書きました。 6 「入院生活も色々とあったが、無事に退院することができた」 どんな事でも環境に慣れてくると、不満に意識が向くようになる。 自分は特にこの傾向が強い。 入院中の不満の中で、特に自分の意識に残ったものが2つあった。 一つは、消灯前に電気を消されることが意外と多かった事。 早い時は10分以上も前に消されることもある。 しかし、気にはなったがストレスには感じなかった。 22時になる前には眠くなっ

空を流れる青と雲

四人部屋の窓側のベッド。天気の良い昼下がり、窓の外には青い空が広がっている。 こんな時間からベッドに横たわり、空を流れる雲を見ていた。 左から右へと流れる雲。思い出すのは中学生の頃。 中学生と言っても対して学校へは行っておらず、家にいることが多かった。 あの頃は、今のように家の窓越しに空を見ていることが多かった。 雲の動きを追いながら、地球が回っていることを感じていた。 言葉にはできなかったけど、地球が回っていることを感じるのがすごく大切な気がしていた。 大人になったい

入院という日常

入院生活も、気づくと日常になる。 もともと病院は身近だったので、すぐに日常になった。 だけど、退院後の生活も考えないといけない。 それはなんだか不思議な感じがした。 早く帰りたい気持ちはもちろんある。 でも、生活が動いてほしくない、今のまま止まってほしい気持ちもある。 病院内の時間が止まって思えた。 手術をしたり、リハビリをしたり、間違いなく進んでいるのに、それでも止まっていた。 入院前の日常とはあまりにも違う生活だからかも知れないし、独自ルールの中で毎日のルーチンが固定