進む気配と追い付いていない心
今回の受診は、何としても早い受診を狙っていた。
これは早く来て待っている人達との勝負なのだ。
7時40分に病院へ着いたので、さすがに一桁の番号を得ることはできると思ったが、現実は甘かった。
主治医の待ち番号は既に12番。いつもより早く来たのに、むしろいつもより少し遅めの番号になってしまった。
レントゲン撮影もあり、受診が終わったのは10時も過ぎた後だった。
やはり、玄関が開くのを待っている位でないとダメなのか……。
受診では、ふくらはぎの左右差が0.5cmまで縮まったので、どこかで金具を抜こうとの話になった。
金具を抜くのは30分位で終わるし、念のため一晩過ごしていくのも嫌ではないけど、再び全身麻酔を味わうのはちょっと嫌だな~と思ってしまった。
あの、注入されてから寝る間での一瞬に感じる、身体が一瞬で火照ることによる気持ち悪さみたいのが結構苦手なのだ。
しかし、金具を抜けるのは良いことなので、覚悟を決めたいと思う。
仕事は業務量が増えてきており、それ自体は問題ではないが、同時に人前で話すことが増えていることが今の課題となっている。
もともと人前で話すことに苦手意識を持っており、その上で参加者に為になって楽しんでもらえる内容を提供するというのは、いきなりハードモードをやっているようなものだ。
これは、失敗しても心がえぐれるだけで死ぬわけではないと考えて、少しずつ身体に自分なりの方法を染み込ませていくしかないのかもしれない。
それまで、自分が持つのか、それとも乗り越えられるのか、来年の自分に少しでも期待していきたい。
なにより、去年の今頃は緩く勉強しながらほとんどが自分の時間だったので、今は比較して趣味に費やす自分の時間が足りない事へ不満が常に頭をよぎってしまうため、早く今の生活に慣れていきたいこの頃です。